小林信也

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小林 信也こばやし のぶや 1956年- )は、作家、スポーツライター。新潟県長岡市出身。新潟県立長岡高等学校慶應義塾大学法学部法律学科卒。

プロフィール

高校時代は野球部で投手。前新潟明訓高等学校監督の佐藤和也とバッテリーを組んだ。慶應義塾大学進学後も野球を続けようと野球部の門を叩くものの、入学前の練習で挫折。ミュージシャンを目指すものの、ここでも限界を悟る事となるが、2年の春にフリスビーと出会い、全国大会に出場。翌年にはアメリカへ単身武者修行を敢行した。この間、マガジンハウス雑誌ポパイ』にフリスビーに関する連載コラムの執筆を任され、大学卒業まで2年間務めた。

大学卒業後、カイロプラクティックを学び、その後筑波大学の体育研究室に研究生として過ごすものの、1年で帰京。再びライターを志し、文藝春秋刊『Sports Graphic Number』の編集部を経て1984年にはスポーツライターとして独立する。

1995年野球漫画クラッシュ!正宗』の原作を手がけたのを契機に作家業に進出。最近では小説を上梓するなど、スポーツにとどまらず幅広い分野で意欲作を発表している。現在は、武蔵野シニアの監督業を活動の中心として、ラジオ出演が多く、書籍出版は、数年に一回ペースとなっている。

また日本テレビDの嵐!』で、自分がカツラ着用であることを初めて息子に告白した。それ以来は「カツラー」を名乗り、おおっぴらにカツラ評論活動を続けている。

元々は巨人ファンであるが、MCを務めた、ミュージックトレイン(日本ハム提供番組)の関係で北海道日本ハムファイターズのファンでもある。現在1男1女の父。

主な著書

  • 『ザ・ロード・ウォリアーズ―2001年の原子爆弾』(1985年7月講談社
  • 『YOSHIKI 青い血の微笑』(ソニーマガジンズ
  • 『カツラーの秘密』(2000年4月草思社
  • 『監督刑事』(東京書籍
  • 『長嶋はバカじゃない』(草思社)
  • 『眼が人を変える』(草思社)
  • 『大リーグは本当にすごいのか?』(2002年4月、草思社)
  • 『カツラー探偵が行く―よいカツラ・悪いカツラ調査レポート』(2002年8月、洋泉社)
  • 『スポーツジャーナリストで成功する法』(2004年6月、草思社)
  • 『人間ジャイアント馬場―リーダーの条件』(2005年1月、インターワーク出版)
  • 『データで読む 常識をくつがえす野球』(2006年4月、草思社)
  • 『カツラー危機一髪 そのとき『カツラ』が動いた 』(2006年5月、廣済堂出版 )
  • 『高校野球が危ない! 』(2007年7月、草思社)
  • 『子どもにスポーツをさせるな 』(中公新書ラクレ、2009年6月、中央公論新社)

雑誌連載

  • 月刊雑誌『ザ・リバティ』スポーツライター小林信也の「クロスプレー」(2006年11月号から連載中)

出演番組

過去

外部リンク