富士通パソコンシステムズ

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テンプレート:Infobox 富士通パソコンシステムズ(ふじつうパソコンシステムズ)は、かつて存在した富士通株式会社関連のソフトウェア開発会社。略称はFPS。本社所在地は神奈川県川崎市。 2004年4月1日付けで株式会社富士通プライムソフトテクノロジに吸収合併され解散した。

なお、吸収合併した株式会社富士通プライムソフトテクノロジも2005年7月1日富士通株式会社に簡易合併され、サポート業務を富士通ソフトウェアテクノロジーズに引き継ぎ解散した。

富士通パソコンシステムズでは、FM TOWNSのOS「TownsOS」の開発や周辺ソフト、一般向けとして教育用ソフト、パソコン用ゲームソフト、コンシューマーゲームソフトを販売していた。

発売ソフトウェア

主にテレビのクイズ番組のゲームやパズルゲームを多数発売していた。

晩年は、「100万円クイズハンター」、「アタック25」等をプレイステーションにも展開し、プレイステーション版を中心に発売した。

また、ゲーム以外にもタッチおじさんロボットや“ハローキティ”型のマスコットロボットといった遊びグッズも発売した。

主なソフトウェア一覧

主な発売ソフトウェアは以下の通り。

マスコットロボット

  電源は単3乾電池2本。パソコンとはRS-232Cで接続。対応OSはWindows 95/98

  本体サイズ幅100mm×奥行き90mm×高さ120mm 重量 約270g。電源は単3乾電池2本。パソコンとはUSBまたはRS-232Cで接続。電子メールの着信を知らせたり、登録したアプリケーションを本体頭部にあるボタンで起動したりできる。

会社沿革

  • 1985年11月 パーソナルコンピュータのソフト、ハードの開発会社として富士通株式会社南多摩工場内に設立
  • 1986年12月 川崎市多摩区登戸に本社移転
  • 1991年3月 神奈川県川崎市麻生区に本社移転
  • 2001年4月 ハード部門を富士通株式会社に移籍
  • 2004年4月1日 株式会社富士通プライムソフトテクノロジに吸収合併され解散

関連人物

外部リンク