孔子鳥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:生物分類表 孔子鳥(こうしちょう)(学名:Confuciusornisコンフシウソルニス)は、中生代白亜紀前期の中国地層から発見されたテンプレート:仮リンクである。大きさはスズメより少し大きいくらいである。(ジュラ紀後期との説もある)

現世鳥類(真鳥類)と異なり、に爪をもつ等、祖先の肉食恐竜の面影をうっすらと残してはいるものの、上下の顎が歯を消失してクチバシ状になり、尾骨が萎縮する等、現代の鳥類に通じる特徴も持ち合わせる。発見された化石の多くは羽毛の印象を伴っており、雌雄で外見が異なる(オスと思しき個体の化石には長い尾羽が残されていた)ことが明確に判明した数少ない例である。

名前は古代中国の思想家・孔子(欧州では、尊称である孔夫子をラテン語化したConfuciusと綴る)にちなんでつけられた。

系統関係図

テンプレート:古鳥類

関連項目

テンプレート:Sister


テンプレート:Link GA