女狭穂塚

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テンプレート:日本の古墳

ファイル:Osahozuka & Mesahozuka zenkei.JPG
男狭穂塚(右)・女狭穂塚(左)遠景
ファイル:Osahozuka & Mesahozuka entrance.JPG
男狭穂塚・女狭穂塚陵墓参考地入り口

女狭穂塚(めさほづか)は、宮崎県西都市にある前方後円墳西都原古墳群に属し、九州地方では最大の古墳である。

宮内庁により「女狭穂塚陵墓参考地」(被葬候補者:木花開耶姫)として陵墓参考地に治定されている。

概要

大きさは、全長約180メートル、後円部直径約96メートル、後円部高さ15メートルで、九州地方最大の前方後円墳である。墳丘は三段築成で造られ葺石をともない、周囲には周濠がある。また、くびれ部には造出を持っているため、この特徴から畿内式前方後円墳であることがわかる。築造方法などから、およそ5世紀前半中頃に造られたと推定されている。主体部分である被葬者の埋葬施設は、まだ発掘調査がなされていない。

1895年明治28年)には、男狭穂塚とともに宮内庁陵墓参考地に指定され、現在は、宮内庁によって管理されている。特別史跡「西都原古墳群」の指定範囲には入っていない。

所在地

〒881-0005
宮崎県西都市大字三宅 「特別史跡公園西都原古墳群」内

アクセス・交通

出典・参考文献

関連項目

外部リンク