天山山脈

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テンプレート:山系 天山山脈(てんざん/テンシャン-さんみゃく、中国語簡体字天山山脉テンプレート:ピン音テンプレート:Small)は中央アジアタクラマカン砂漠の北及び西のカザフスタンキルギス中国の国境地帯にある山脈

ウイグル語名は天の山を意味するテンリ・タグتەڭرىتاغ Tengri tagh)といい、漢名はこれに由来する。

南はパミール高原に繋がる。最高峰はポベーダ山(7,439 m)で、中国とキルギスの国境にあり、キルギスの最高峰でもある。2番目に高いのはハン・テングリ(7,010 m)でカザフスタンとキルギスの国境にある。トルガルト峠(3,752 m)がキルギスと新疆ウイグル自治区の境界に位置している。天山山脈を源流とする主な河川はシルダリヤ川タリム川

世界遺産

2013年第37回世界遺産委員会プノンペン)にて、中国の新疆ウイグル自治区内の4つの保護区が「新疆天山」の名でUNESCO世界遺産リストに登録された。これにはキルギスとの国境の山、ポベーダ山も含まれる。

また、2015年の第39回世界遺産委員会での審議に向けて、カザフスタンキルギスウズベキスタンの3か国が「西天山」(Western Tien-Shan) の推薦書を2014年1月に提出した[1]

脚注

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外部リンク

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  1. List of nominations received by 1 February 2014 and for examination by the Committee at its 39th session (2015)(WHC-14/38.COM/INF.8B3), p.1)。