埼玉県立和光国際高等学校
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テンプレート:日本の高等学校 埼玉県立和光国際高等学校(さいたまけんりつ-わこうこくさい-こうとうがっこう)は、埼玉県和光市にある県立高校である。
概要
1987年開校。2012年まで学部は普通科、外国語科、情報処理科の3学科であったが、2011年から情報処理科の募集を停止し、2012年度で情報処理科が廃止となった。外国語教育を重視しており、毎年海外へのホームステイや外国人生徒の受け入れ、付近の施設を使っての英語キャンプ(外国語科のみ)が行なわれている。
1999年から2011年まで、埼玉県立高校ではじめて前期・後期の2学期制を導入。更に2003年から2012年までは、特定の日に90分授業を導入していた。2004年には、文部科学省の「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」指定校となる。2013年度からは90分授業が廃止され、特定の日に7時間授業を導入し、授業時間が大幅に増えた。
当校の標語は「RST」。“Read, See & Think.”で表し、訳するに「読んで、見て、そして考えよ。」としている。
著名な出身者
- 小池純輝 - プロサッカー選手(2014年現在横浜FC所属)
- 濱田水輝 - プロサッカー選手(2014年現在浦和レッズ所属)
- 野沢英之 - プロサッカー選手(2014年現在FC東京所属)
- 田中博康 - 騎手(中退)
- 宮野真守 - 声優(劇団ひまわり所属)
- ヤスヒロ(旧名:藤原泰浩)- 声優(ケンユウオフィス所属)
- 田附勝 - 写真家
進学実績
平成初期においては、かつて第二学区東部は朝霞高校がトップであった。その実績を追い抜き、英語力で進学校に上り詰めた学校である。平成8年以降は特に顕著である。大学進学率では朝霞高校とあまり変わらないのもの、進学先の学校では朝霞を大きく突き放す。特に早慶上智、MARCHクラスにおいては、朝霞高校を大きく突き放している。しかし、それ以下の進学実績においては朝霞高校と変わらない。 高校入試の人気校の常連であり、特に外国語科、普通科の人気は高い。