君塚直隆
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テンプレート:BLP unsourced 君塚 直隆(きみづか なおたか、1967年8月6日 - )は、日本の歴史学者、政治学者、関東学院大学教授。
概説
専門は近代イギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史、西洋史、王室研究。
略歴
- 東京都生まれ。
- 1990年立教大学文学部史学科卒。
- 1993年から1994年にかけてオックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。
- 1997年上智大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(史学)。
- 2000年神奈川県立外語短期大学専任講師、2001年助教授、2007年教授。
- 2011年関東学院大学文学部教授(英国史)。
- 2011年4月29日の英国ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の中継(NHK-BS1)で解説者を務める。
著書
単著
- 『イギリス二大政党制への道――後継首相の決定と「長老政治家」』(有斐閣、1998年)
- 『女王陛下のブルーリボン――ガーター勲章とイギリス外交』(NTT出版、2004年/中公文庫、2014年)
- 『パクス・ブリタニカのイギリス外交――パーマストンと会議外交の時代』(有斐閣、2006年)
- 『女王陛下の影法師』(筑摩書房、2007年)
- 『ヴィクトリア女王――大英帝国の戦う女王』(中公新書、2007年)
- 『女王陛下の外交戦略――エリザベス二世と「三つのサークル」』(講談社、2008年)
- 『ジョージ四世の夢のあと――ヴィクトリア朝を準備した「芸術の庇護者」』(中央公論新社、2009年)
- 『肖像画で読み解く イギリス王室の物語』(光文社新書、2010年)
- 『近代ヨーロッパ国際政治史』(有斐閣「有斐閣コンパクト」、2010年)
- 『ジョージ五世――大衆民主政治時代の君主』(日本経済新聞出版社「日経プレミアシリーズ」、2011年)
- 『ベル・エポックの国際政治――エドワード七世と古典外交の時代』(中央公論新社、2012年)
- 『チャールズ皇太子の地球環境戦略』(勁草書房、2013年)
共著
訳書
- デイヴィッド・ジェフリ・チャンドラー『ナポレオン戦争――欧州大戦と近代の原点(全5巻)』共訳(信山社 2002-03年)
- マイケル・マン『ソーシャルパワー――社会的な「力」の世界歴史(1)先史からヨーロッパ文明の形成へ』森本醇共訳(NTT出版 2002年)
- マイケル・マン『ソーシャルパワー――社会的な「力」の世界歴史(2)階級と国民国家の「長い19世紀』(NTT出版 2005年)
- ベンノ・テシィケ『近代国家体系の形成──ウェストファリアの神話』(桜井書店 2008年)
- コリン・マシュー編『オックスフォード ブリテン諸島の歴史(9)19世紀 1815年~1901年』(慶應義塾大学出版会 2009年)