利休七哲

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利休七哲(りきゅうしちてつ)は、千利休の高弟7人を指す呼称。利休の曾孫にあたる表千家江岑宗左(逢源斎)の記した『江岑夏書』(こうしんげがき)の中で挙げられている。

その後、様々な茶書などで構成が微妙に変わり[1]織田長益(有楽斎)、千道安(利休の実子)、荒木村重(道薫)を加えて「十哲(じってつ)」と呼称される場合もある。また、千道安を除いて前田利長が入る、有馬豊氏金森長近を加えるなど諸説あるが、いずれも後世呼称されたもので、当時からそのように呼ばれていたわけではない。

七哲

利休門三人衆

利休七哲に加えて利休門三人衆といい、利休門下の武将のなかで、特に優れていたといわれる、蒲生氏郷、芝山宗綱(監物)、細川忠興の3人の武将がいる。 また、彼らは利休七哲にも加わっている。利休七哲と同じで、後世に呼称されたもの。

脚注

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関連項目

  • 桑田忠親 『古田織部の茶道』 講談社学術文庫 ISBN 978-4061589322、195p