刀水橋

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刀水橋(2012年10月)

刀水橋(とうすいばし)は国道407号群馬県太田市古戸町と埼玉県熊谷市妻沼を結ぶ利根川。長さ809.6m、幅員15m。「刀水」は利根川の異称である。

概要

古戸(ふっと)橋として1886年(明治19年)に開通した[1]。1922年(大正11年)4月[2]と1943年(昭和18年)[3]に架け替えを行い、現在の橋は1971年(昭和46年)1月26日[3]に完成した4代目。4車線のため、交通量も多く、大型車の通行が頻繁であり、東日本旅客鉄道(JR東日本)熊谷駅東武伊勢崎線太田駅東武小泉線西小泉駅を結ぶ路線バスも走っている。下流側には1989年(平成元年)完成の側道橋(刀水橋側道橋)があり、歩行者・自転車はここを通行する。なおこの橋の近くに道路橋はなく[4]、左岸の群馬県大泉町や太田市市街地などと右岸の熊谷市の各地域を最短で結ぶにはほぼ必ず本橋を通行するためボトルネック状態となっており、特に平日朝の通勤時間帯には両岸を往来する自動車で本橋周辺で渋滞が発生する。

風景

隣の橋

脚注

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  1. 古戸橋(後・刀水橋)1886- - 土木学会附属土木図書館
  2. 妻沼大橋(後・刀水橋)1922-4 - 土木学会附属土木図書館
  3. 3.0 3.1 刀水橋(これまでの妻沼大橋)1943- - 土木学会附属土木図書館
  4. もっとも近くにある新上武大橋は、直線距離で約6km離れている。

関連項目

  • 新田義貞 - 上野国新田荘(現在の群馬県太田市周辺)を治めていた。鎌倉幕府を攻めて凱旋帰国した際、途中の利根川で刀を洗った伝承が「刀水」の由来である。

外部リンク

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