八雲

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八雲(やくも)は、八重に(幾重にも)重なり合ったである説が有力である。ただし、「八雲立つ出雲」とは「焼雲立つ出鉄(いずもの)」というたたら製鉄を形容している指摘もある。このような製鋼法は現在では日立金属安来製作所のみが日本刀の原料である玉鋼を製造するために日本刀剣保存協会からの依頼により行われている。

日本神話においてスサノオが詠んだ「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」が日本初の和歌とされることから、和歌の別名ともされる。

また、上記の歌に因んで「八雲立つ」・「八雲さす」は出雲にかかる枕詞となっており、八雲は出雲国を象徴する言葉となっている。

「八雲」に因む固有名詞

「八雲」にちなむ固有名詞には、以下のようなものがある。

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