伊那上郷駅
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伊那上郷駅(いなかみさとえき)は、長野県飯田市上郷黒田にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。下り列車より見て右方向に大きく曲がるカーブの途中に存在する。駅開設時はカーブの内側にホームが存在したが、車両との隙間が広すぎて危険であるため外側に移設された。乗り降りの際は注意が必要である。かつては駅周囲の製材業者の専用線が接続していた。
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2003 | 863 |
2004 | 829 |
2005 | 797 |
2006 | 811 |
2007 | 821 |
2008 | 806 |
2009 | 751 |
2010 | 687 |
2011 | 688 |
駅周辺
歴史
- 1923年(大正12年)10月頃[1] - 伊那電気鉄道の桜町停留場 - 元善光寺駅の間に上郷停留場(かみさとていりゅうじょう)として開業。旅客駅。
- 1935年(昭和10年)12月16日 - 上郷駅に昇格。同時に貨物の取扱を開始(一般駅となる)。
- 1936年(昭和11年)1月ごろ - 伊那上郷駅に改称。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄の駅となる。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 東京都区内の各駅、長野駅を発着する旅客も利用可能となる。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 旅客発着駅の制限を廃止。同時に業務委託終了、無人化。
- 1978年(昭和53年)4月1日 - 専用線発着車扱貨物の取扱を廃止(旅客駅に戻る)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
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- 通過
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