仁豊野駅
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仁豊野駅(にぶのえき)は、兵庫県姫路市仁豊野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。駅舎は姫路方面行きホーム側にあり、反対側の寺前方面行きホームへは跨線橋で連絡している。配線上では姫路寄りの分岐がY字になっている関係で、停車列車のホームは方向別に分かれている。
福知山支社管内にありながら、ジェイアール西日本交通サービス受託の業務委託駅であったが、2005年(平成17年)10月改正からジェイアール西日本福知山メンテックに移管された。福崎駅管理。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color播但線 | 上り | 姫路方面 |
2 | テンプレート:Color播但線 | 下り | 寺前・和田山方面 |
利用状況
1日平均の乗車人員は1,032人である(2010年度)。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 1,073人(2000年度)
- 1,051人(2001年度)
- 1,019人(2002年度)
- 1,014人(2003年度)
- 1,014人(2004年度)
- 999人(2005年度)
- 1,018人(2006年度)
- 1,069人(2007年度)
- 1,059人(2008年度)
- 1,026人(2009年度)
- 1,032人(2010年度)
駅周辺
和辻哲郎の出生地である。かつてはベトナム戦争の難民の定住センターが置かれていた。
歴史
- 1896年(明治29年)8月19日 - 播但鉄道の野里駅 - 香呂駅間に新設開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1903年(明治36年)6月1日 - 播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。山陽鉄道の駅となる。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道国有化により、国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。播但線の所属となる。
- 1971年(昭和46年)12月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2007年(平成19年)8月1日 - 窓口営業時間を変更。3時間40分延長し、7時10分 - 21時(変更前 - 17時20分)となる。
駅名の由来
仁豊野は古図には「ニウノ」とある。「丹生野」、あるいは水辺を意味する「ミブ」が転じたものか[1]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color播但線
脚注
- ↑ 播磨地名研究会(編著)『新・姫路の町名』 神戸新聞総合出版センター、2007年、ISBN 978-4-343-00444-4、pp.151-152。