五箇荘駅

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五箇荘駅構内。正面が米原方、手前が貴生川方。左が米原方面ホーム、右が貴生川方面ホーム。

五箇荘駅(ごかしょうえき)は、滋賀県東近江市五個荘小幡町(旧神崎郡五個荘町)にある近江鉄道本線。駅名は「五荘」、地名は「五荘」である。

駅構造

相対式2面3線の無人駅で、構内のすぐ南を東海道新幹線が交差している。西側の米原方面ホームと東側の貴生川方面ホームは構内踏切で結ばれている。米原方面ホームに隣接して駅舎が設置されており、現在の駅舎は近江商人発祥地・五個荘の景観に合わせた瓦葺の木造平屋建て。東近江市シルバー人材センター五個荘事業所が併設され、センター職員が駅舎管理やレンタサイクルの貸し出しを行っている。

貴生川方面ホームの東側には側線があり、その貴生川寄りから引き込み線が延びる。引き込み線は愛知川河岸の砂利採取場(西武建設[1])のために引かれたもので、採取場廃止後は愛知川河岸付近(滋賀県道52号栗見八日市線との交点以東)の線路は撤去され、近江鉄道のバラストの積載線として使用されている。現在は滅多に使用されないので、近所の子供たちの恰好の遊び場となっている。

利用状況

2011年度の一日平均乗車人員は66人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(東近江市統計書より)

年度 一日平均
乗車人員
2002年 77
2003年 65
2004年 70
2005年 68
2006年 67
2007年 75
2008年 70
2009年 66
2010年 68
2011年 66

駅周辺

駅周辺は住宅街であり、商店はほとんどない。五個荘地区の中央部から東にずれた位置であるため、同じく地区東寄りに集中する行政サービス諸施設には比較的近いが、観光の中心である金堂地区までは2kmほど離れており、レンタサイクルが便利である。

駅前からは東近江市が近江タクシーに委託運営している乗り合いタクシー「ちょこっと号」の五個荘循環線が運行されている。乗車するには事前予約が必要。旧町時代は「五個荘町内循環バス」が運行され、便数は少なかったものの、五箇荘駅(バス停名は「五個荘駅」)と町内各地とを結ぶ路線があった。大正末から昭和初期には五個荘自動車によって金堂から五箇荘駅を経由して能登川駅まで乗合自動車が運行され、昭和16年頃までは五箇荘駅と能登川駅を結ぶ乗合馬車もあった[2]

歴史

  • 1899年(明治32年)3月19日 - 中山道との交点付近に小幡駅として開業[3]
  • 1910年(明治43年)1月1日 - 200mほど南へ移転、五箇荘駅に改称[4]
  • 1943年(昭和18年)頃 - 引き込み線敷設[5]
  • 1948年(昭和23年) - 砂利採取場および引き込み線の所有を西武建設が引き継ぐ。
  • 1982年(昭和57年) - 老朽化に伴い、駅舎解体[6]。以後現駅舎完成まで、駅舎と呼べる建物が存在しなかった。
  • 2000年(平成12年)9月21日 - 現駅舎竣工。
  • 2014年(平成26年)4月 - ホームのバリアフリー化が完了。これに伴い、貴生川方面ホームの側線が廃止された。

隣の駅

近江鉄道
テンプレート:Color本線(湖東近江路線)
愛知川駅 - 五箇荘駅 - 河辺の森駅

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 井上広和・高橋摂『日本の私鉄24 近畿』(1983年、保育社
  2. 『ふるさと小幡史』216-217頁
  3. 「仮停車場設置」『官報』1899年3月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. 「哩程並駅名変更」『官報』1910年2月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. 『ふるさと小幡史』88-92頁
  6. 『ふるさと小幡史』88-92頁