久明親王

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テンプレート:基礎情報 皇族・貴族 久明親王(ひさあきしんのう/ひさあきらしんのう)は、鎌倉幕府8代征夷大将軍。第89代後深草天皇の第六皇子。

生涯

正応2年(1289年)9月、従兄の前将軍・惟康親王に送還されたことにともない、征夷大将軍に就任した。子の守邦親王に代わるまで特に業績もなく、延慶元年(1308年)8月に北条氏によって将軍職を解任され、京に送還され出家した。冷泉為相の娘との間に子息久良親王がいる。

幕政の実権は得宗北条貞時が一貫して握っており、将軍は名目的な存在に過ぎなかった。

官歴

将軍在職時の執権

系譜

源義朝の女系子孫にあたる。

源義朝―坊門姫一条能保室)―全子(西園寺公経室)―西園寺実氏―姞子(後嵯峨天皇中宮)―後深草天皇―久明親王

外部リンク


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