中垣内祐一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年7月7日 (月) 17:54時点における115.65.47.24 (トーク)による版 (外部リンク)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:バレーボール選手 中垣内 祐一(なかがいち ゆういち、1967年11月2日 - )は、日本の元バレーボール選手(元全日本主将)、前全日本男子コーチ。

現在は、プレミアリーグ堺ブレイザーズアドバイザー。

福井県福井市出身。筑波大学卒業。身長194cm。体重94kg。

来歴

福井県立藤島高校卒業後の1986年筑波大学に入学。在学中の1989年全日本男子代表に初選出。同年開催のワールドカップに初出場。

1990年新日鐵入部。

その後、90年代を代表する男子バレーボールのスーパーエースとして1992年バルセロナ五輪等、数々の国際大会に出場。

1994年には、全日本の主将を務めた。

2000年シドニー五輪出場を逃し、全日本男子代表を退く。

2004年、現役引退。堺ブレイザーズ監督に就任。2005-2006年シーズン、Vリーグ優勝。

2009年5月、堺ブレイザーズ監督を辞任、チームアドバイザーに就任。同年夏から日本オリンピック委員会スポーツ指導者海外研修員として海外へ2年間派遣されている。2011年より、全日本代表コーチに就任。

人物・エピソード

  • 名字に由来するガイチのニックネームでもよく知られており、引退した現在でも未だにファンが多い。
  • 最高到達点は346cmで、全盛期のジャンプ力は1m以上あったといわれている。
  • 筑波大学での同級生に井原正巳中山雅史らがいる。

球歴・受賞歴

  • 所属チーム履歴
選手
福井県立藤島高等学校筑波大学新日鐵堺ブレイザーズ
監督
堺ブレイザーズ
  • 受賞歴
    • 1990年 第24回日本リーグ 最高殊勲選手、猛打賞、新人賞、ベスト6
    • 1991年 第25回日本リーグ 敢闘賞、猛打賞、ベスト6
    • 1992年 第26回日本リーグ 猛打賞、ベスト6
    • 1993年 第27回日本リーグ ベスト6
    • 1994年 第1回Vリーグ 敢闘賞、ベスト6
    • 1995年 第2回Vリーグ 敢闘賞、ベスト6
    • 1996年 第3回Vリーグ 最高殊勲選手、ベスト6
    • 1997年 第4回Vリーグ 最高殊勲選手、ベスト6
    • 1999年 第6回Vリーグ ベスト6
    • 2007年 Vリーグ栄誉賞(優勝貢献、個人記録)

解説者として

  • 現役中から春高バレーの解説を行っている。引退後は2003年W杯男子大会の解説を行っている。殆どの試合において、全日本の先輩である川合俊一とコンビを組み、対戦したときの感想やプレイスタイルを実況アナによく聞かれる。接戦になると川合が絶叫し中垣内が冷静に分析する。
  • 解説のほかにも番組の会場リポーターも行っている。

著書

  • ガイチ主義(1994年) ISBN 4-89-084003-6
  • スポーツの知と技 - トップ・アスリートへの軌跡(1998年共著)ISBN 4-46-926390-7
  • 中垣内祐一のファンダメンタルバレーボール(2004年)ISBN 4-58-303832-1

外部リンク

テンプレート:堺ブレイザーズ監督 テンプレート:Vプレミアリーグ男子最高殊勲選手賞 テンプレート:Vプレミアリーグ男子敢闘賞 テンプレート:Vプレミアリーグ男子新人王 テンプレート:Navboxes