マイク・ニコルズ

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テンプレート:ActorActress マイク・ニコルズテンプレート:En1931年11月6日 - )はアメリカ合衆国で活躍する映画監督舞台演出家。本名はMichael Igor Peschkowsky。出生地はドイツベルリン。父親はユダヤロシア人、母親はドイツ人。史上9人しかいないアカデミー賞トニー賞グラミー賞エミー賞の4賞受賞者である。

略歴

ナチス・ドイツのユダヤ人迫害により、1939年に家族でアメリカに移住[1]シカゴで医者になるため勉強していたが中退、オフ・ブロードウェイの舞台に出演するようになった。その後、演出も手がけるようになり、ブロードウェイで活躍した。トニー賞を7つ受賞している。

1966年に『バージニア・ウルフなんかこわくない』で映画監督としてデビュー。この作品はアメリカ映画における検閲制度であるヘイズ・コードが撤廃されるきっかけとなった。さらに翌年の『卒業』でアカデミー監督賞を受賞し、アメリカン・ニューシネマを代表する映画監督となった。

妻は『グッド・モーニング・アメリカ』(米・ABC)でアンカーを務め、現在は『ABCワールドニュース』(米・ABC)アンカーとしてアメリカを代表するニュースキャスターであるダイアン・ソイヤー

主な作品

映画

舞台

  • Barefoot in the Park (1963)
  • Luv (1964)
  • おかしな二人 The Odd Couple (1965)
  • The Apple Tree (1966)
  • The Little Foxes (1967)
  • Plaza Suite (1968)
  • The Prisoner of Second Avenue (1971)
  • Uncle Vanya (1973)
  • Streamers (1976)
  • Comedians (1976)
  • Fools (1981)
  • The Real Thing (1984)
  • Hurlyburly (1984)
  • Whoopi Goldberg (1984)
  • Social Security (1986)
  • Death and the Maiden (1992)
  • The Seagull (2001)
  • スパマロット Spamalot (2005)


関連項目

参照

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外部リンク


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テンプレート:アカデミー賞監督賞 1961-1980
  1. Mike Nichols’ life in the trenches By Glenn Kenny, LA Times, December 16, 2007, in print edition E-31.