ブラゴヴェシチェンスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:世界の市 ブラゴヴェシチェンスクロシア語:Благовещенскヴラガヴィェーシェンスク;ラテン文字転写の例:Blagoveshchensk、Blagoveshshensk)はロシア連邦都市シベリア南部のアムール州州都中国との国境近くに位置し、中国語では海蘭泡 (Hailanpao) と呼ばれる。人口は211,200人(2004年)。モスクワから東に7,985km。

シベリア鉄道の線路から110km。中国との国境線を形成するアムール川の左岸にあり、ゼヤ川との合流点に位置する。ブラゴヴェシチェンスクと対岸の中国の町、黒河は自由経済地域とされ、黒河口岸を通じて国境交易が盛んに行なわれている。

歴史

1856年にロシアの要塞都市として建設された。 アムール川の北部はに属していたが、1858年アイグン条約(璦琿条約)、1860年北京条約によってロシア領となり、アムール・コサック軍の根拠地となった。

20世紀初めにが発見されたことで急速に成長した。

義和団の乱に際し、1900年7月に義和団がブラゴヴェシチェンスクに2週間にわたり立てこもった。ロシア軍はブラゴヴェシチェンスク在住の清国人3,000人を虐殺してアムール川に投げ込むと[1]、対岸の黒河鎮愛琿城を焼き払い避難民を虐殺した[1]。(江東六十四屯を参照)

1918年3月6日、白軍であるアムール・コサック軍が、テンプレート:仮リンクを起こした。

1975年にはアムール大学が国立大学として設置された。

気候

真夏の気温は18~32℃、真冬の気温は-18℃~-32℃。その差は60℃以上になる。 テンプレート:Weather box

交通

ブラゴヴェシチェンスクへはシベリア横断鉄道シベリア横断道路上のベロゴルスクからそれぞれの支線がある。イグナチェヴォ空港Ignatyevo Airport)へは国内定期便、国際チャーター便が飛んでいる。また、アムール川ゼヤ川水運も利用できる。

アムール川対岸の中国黒龍江省黒河へははなく舟運により、そこから中国の鉄道G202国道、または航空路で南のハルビンなどへ通じている。

教育

大学

姉妹都市

脚注

  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite book

外部リンク

テンプレート:Sister テンプレート:Coor title d

テンプレート:Russia-geo-stub