バンダイナムコグループ

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テンプレート:出典の明記 バンダイナムコグループBandai Namco Group)は、バンダイナムコホールディングスを中心核とする日本のエンターテインメント企業グループ。

ナムコの方が日本国外での知名度が高いことからグループ企業の多くは英語名を「Namco Bandai」としているが、グループ名については英語名も日本語名と同じ「Bandai Namco」の順である。米国法人ナムコ・バンダイ・ホールディングス(USA)のトップページ(英文サイト)でも「BANDAI NAMCO Group」と明記されている。

概要

杉浦名誉会長などが中心となり、前身となるグループ企業4社(旧バンダイ・旧ポピー・マミート・セレンテ)が大合同して設立したバンダイ、キャラクター版権事業やプライズ事業などで知られるバンプレスト、家庭用・業務用ゲーム最大手企業の一つであるバンダイナムコゲームス、テーマパークやアミューズメント施設の運営を行っているナムコが中心となって形成している企業集団である。

バンダイとしては仮面ライダーシリーズスーパー戦隊シリーズウルトラシリーズ関連のおもちゃの取引により、テレビ朝日グループ・TBSグループ・東映グループ・円谷プロサンライズなどと関係が緊密。それに加えて、ウルトラシリーズ機動戦士ガンダムシリーズの商品化権利を独占的に所有している。こうしたキャラクター玩具の分野では国内随一といえる。

またバンダイナムコゲームスの持つ、ゲーム開発の技術力の高さやこれまでの作品のキャラクター資産、そしてアミューズメント施設、特に近年ではフードテーマパークの運営ノウハウを持つナムコなど、価値のある分野が多い。

2005年9月に持ち株会社バンダイナムコホールディングスを設立し、バンダイナムコとの間で経営統合を行った。またコンピュータゲーム部門をバンダイナムコゲームスに統合、上場していたバンプレスト、バンダイロジパル、バンダイビジュアル、バンダイネットワークスをTOBにて完全子会社化、さらにバンプレストのゲーム事業をバンダイナムコゲームスに移管・統合し、アミューズメント系子会社もナムコ傘下に移動するなど、グループの再編を進めている。

今後は合併初期ゆえに存在しているグループ企業同士の事業の重複の解消や、女子・女性向け商品の拡大、米国・欧州の売上増、など諸々の課題に取り組んでいくようである。

グループ企業

☆印の付いた企業は関連企業

トイホビー

コンテンツ

旧ゲームコンテンツ

旧映像音楽コンテンツ

旧プライズ事業

アミューズメント施設

関連事業

  • バンダイロジパル・ロジパルエクスプレス(物流)
  • ハピネット(卸売業)☆
  • バンダイナムコビジネスアーク(人材派遣業)バナレックスとナムコ・サポーターズが合併し2007年3月1日設立[1]。2012年4月1日にバンダイナムコビジネスサービスから社名変更[2]
  • アートプレスト(印刷・デザイン)
  • バンダイナムコウィル
  • かいかや(介護福祉事業)

かつて存在したグループ企業

主な大口取引先・業務提携先

脚注

  1. 株式会社バンダイナムコホールディングス 平成19年3月期 決算短信。2012年12月2日確認
  2. バンダイナムコビジネスアーク ホームページ、NEWS欄。2012年12月2日確認

外部リンク

テンプレート:バンダイナムコグループen:Bandai Namco Group