バマコ

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ニジェール川に沿った市街
ファイル:Taxi vans in Bamako.jpg
ソトラマで込み合う市内

バマコBamako)はマリ共和国首都である。2006年時点での人口は169万人。ニジェール川の河岸に位置し、同国内では南西部に位置する。

概要

バマコはマリ共和国の行政上の中心地であるほか、河港と通じた商業交易上の結節点でもある。取引商品には織物、肉製品、金属加工品などが多い。また、ニジェール川では漁業が盛んである。

この都市においては、旧石器時代から居住の痕跡が見られる。マリ帝国の時代においては、重要な交易都市であり、イスラーム文化の拠点の一つであったが、19世紀になる頃には衰退していた。1883年に、この地域はフランス軍が占領し、1908年にはバマコはフランス領スーダンの首府となった。1960年には、都市の人口は16万人であったが、その後、人口は急速に増大している。

バマコの主な建造物としてはBCEAOタワーTour BCEAO)、バマコ・グランド・モスクBamako Grand Mosque)、ファハド王橋the Pont du Roi Fahd)などがある。娯楽・教養施設としては、マリ国立博物館クソクンダ博物館バマコ博物館バマコ動物園バマコ植物園、ポイントG丘や洞穴壁画などがある。

気候

年間を通じ最高気温は30度C以上で、3月から5月は平均39度Cに達する。雨季は6月から9月で月間200mmを超える。12月から3月は雨が全く降らない。 テンプレート:Weather box

交通

交通施設については、同国最大の空港であるバマコ・セヌー国際空港が市内から15kmのところにあり、クリコロダカールを結ぶ鉄道(ダカール・ニジェール鉄道)が通っている。市内ではソトラマと呼ばれる個人営業のバン型乗合タクシーが公共交通機関の役割を果たす。

出身人物

姉妹都市

テンプレート:マリの行政区画 テンプレート:マリの圏

脚注

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