ネコ目

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ネコ目(ネコもく)は脊椎動物亜門 哺乳綱に属する動物分類群食肉目(しょくにくもく)、食肉類(しょくにくるい)ともいう。

本来は捕食者として特化したグループであり、獲物を捕えるのに必要な触毛(ひげ)などの感覚器官と知能がよく発達しており、運動能力も高い。

概説

ネコ目は、真獣類のうちで、肉を裂くためのハサミ状の頬歯である裂肉歯を1対もつもの(およびその子孫)のグループと定義することもできる。現生の海生のグループ(いわゆる鰭脚類)では、その食性もあって裂肉歯は失われている。ネコ目に属するほとんどすべての動物が肉食であるが、部分的には雑食性の種も見られ、特にタケを主食とするジャイアントパンダレッサーパンダなどはほぼ完全な草食性である。

分類

分類小史

ネコ目は、主に陸生のネコ亜目(裂脚亜目:れっきゃくあもく)と、主に海生のアシカ亜目(鰭脚亜目:ききゃくあもく)に二分されてきた。近年、鰭脚類の起源がクマ類の近縁グループであることが明らかになり、裂脚類・鰭脚類を同レベルの分類単位とするのが適切でないことがわかっている。そのことから、たとえば「クマ・鰭脚類」というグループを、下目(クマ下目)の下位・上科(クマ上科)の上位に設定し、ここにクマ上科(化石群を含むクマのグループ)と鰭脚支目(かつての鰭脚亜目)を位置づけるという考え方がある。しかし、一般用語としては、まだ裂脚類・鰭脚類の二分法が用い続けられている。

ネコ亜目(裂脚亜目)は、かつてはイヌ上科 Canoidea(イヌ科クマ科アライグマ科イタチ科)とネコ上科 Feloidea(ネコ科ジャコウネコ科ハイエナ科マングース科)の2上科に分けられていた(絶滅グループのミアキス上科を含めると3上科)。後に、化石種においてイヌ科がネコ科に近いことなど、類縁関係についての新知識を踏まえて、クマ上科 Arctoidea ・マングース上科 Herpestoidea ・イヌネコ上科 Cynofeloidea の3上科(ミアキス上科を合わせると4上科)に分ける分類が提唱された。

その後も、前述した鰭脚類の問題などによってネコ目(食肉目)の分類には諸説がある。現在では、イヌ下目(イヌ類のみ)とクマ下目(イタチ類・アライグマ類や鰭脚類を含む)などからなるイヌ亜目と、ジャコウネコ類・ハイエナ類・マングース類を含むネコ亜目とに分ける分類法などがある。

最新の学説による分類

英語版などより。分子解析による分類。

伝統的な分類

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