トーマス・クック・グループ

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テンプレート:Infobox トーマス・クック・グループ (テンプレート:Lang-en-short) は、イギリス旅行代理店グループ。

近代的な意味での世界最初の旅行代理店とされる。その後、所有権は変遷しているが、現在、グループの実質的な本部は、ロンドンに置かれている[1]。また、トーマス・クック単体(テンプレート:Lang-en-short)の登記上の本店所在地は、ピーターバラに置かれている[2]

歴史

中世にはヴェネツィア共和国などの商人などが聖地巡礼旅行の斡旋を行っていた。旅行客のためにホテルや乗り物の予約代行や団体列車の運行をおこなったのは19世紀のトーマス・クックが初めてである。それまでは、旅行者が各自で切符などの手配などを行わなければならなかった。

設立者のトーマス・クックプロテスタントの一派であるバプティスト派の伝道師で、禁酒運動に打ち込んでいた。1841年に開催された禁酒運動の大会に、信徒を数多く送り込むため、列車の切符の一括手配を考えだし、当時高価だった鉄道を割安料金で乗れるようにした。これをきっかけに一般の団体旅行を扱い始めた。

1855年からは、イギリスからヨーロッパ諸国への団体旅行も扱うようになった。1871年には彼の息子たちとともにトーマス・クック・アンド・サン社を設立した。1873年には『Thomas Cook Continental Time Table』(トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表、2013年に休刊)を発刊した。1874年には、トラベラーズチェックの取り扱いも開始した。

1928年にクック家の所有から離れ、その後1948年、1972年と所有権が移転し、1992年にはドイツのランデス銀行の傘下となるが、1995年にまたも買収される。1999年の合併でJMC (John Mason Cook) となった。2001年、ドイツのルフトハンザ航空と流通大手カールシュタット・クヴェレ (Karstadt Quelle) との合弁事業として持分50対50で設立された「C&Nトゥーリスティック」(C&N Touristik AG) に買収され、トラベレックスにトラベラーズチェック事業を含む金融部門を売却。

その後、親会社であるC&Nトゥーリスティック自身の社名変更により、「Thomas Cook AG」となった。2006年末、ルフトハンザが持分を合弁事業相手のカールシュタット・クヴェレに売却しカールシュタット・クヴェレ全株子会社となった。カールシュタット・クヴェレは2007年7月にアーカンドル (Arcandor AG) に社名変更。Thomas Cook AGは、2007年7月19日にマイトラベル・グループテンプレート:Lang-en-short)を吸収合併することにより(マイトラベル・グループの持っていた各旅行ブランドは、トーマスクックの各旅行ブランドに吸収される形で消滅)、現在に続く「トーマス・クック・グループ(Thomas Cook Group plc.)」が設立された。

現在

トーマス・クック・グループの設立を受けてロンドン証券取引所に上場、その後2009年にアーカンドルは破産申請し、トーマスクックの株式を売却したため、再びイギリスをグループの本拠とする、現在の形となった。

現在、世界有数のレジャートラベルグループに成長している。ツアーオペレーター、航空会社(Thomas Cook Airlines)、旅行代理業、ホテルなど、旅行におけるさまざまな分野で幅広いネットワークを保持する。イギリスに加えて、ドイツ、フランス北欧北米を主要5拠点としている[3]。『Thomas Cook Rail Map Europe』(トーマスクック・ヨーロッパ鉄道地図)ISBN 978-1841576770 も出版している。

なお、トーマス・クック単体(Thomas Cook Retail Ltd)の登記上の本店所在地がピーターバラに置かれているが、同地はかつての本社の所在地である。現在でも、メディア対応はピーターバラで行われている[4]

脚注

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関連項目

外部リンク

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