ヅケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ヅケ(漬け)とは元々冷凍技術が未発達であった昔に、魚介類の保存技術として考案されたものである。 握り寿司が完成する以前はに漬けるもの(鮒寿司など、いわゆるなれずし類)であったが、握り寿司が完成した後は出汁醤油に漬け込むのが一般的となった。

一般的なヅケの作り方

材料(漬けダレ)

またみりんを加えても良い。

醤油と酒を混ぜ、魚の切り身と昆布を交互に敷く。10~15分ほど置き完成。昆布の風味を更に出したいのであれば、予め醤油に昆布を漬けて置くと良い。

切り身は代表的なのほか、さんまかつおアジなどの赤身の物であれば大抵食べられる物になる。ただし、臭みの強いものはショウガにんにくを加える必要がある。

他の国のヅケ

  • ハワイでは、醤油の他にごま油などを加えた「ポケ」と呼ばれるヅケに似た料理がある。