チドリ目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:生物分類表 テンプレート:Sister テンプレート:Sister

チドリ目(チドリもく、テンプレート:Sname)は鳥類の1つである。

チドリ類、カモメ類、アジサシ類などの水鳥海鳥を中心に19科、約390を含む。

特徴

世界中に分布し、主に湿地干潟川原などに住む淡水性ないし沿岸性の水鳥である。ただしイシチドリ科などは砂漠・半砂漠に住む。ウミスズメ科は沖合いに住む海鳥である。

主になどの小動物を捕食する。ただしヒバリシギなどは種子食、サヤハシチドリ科腐肉食である。カモメ亜目も部分的に腐肉食である。

系統と分類

系統樹

チドリ目の内部系統は Baker et al. (2007)[1]; Ödeen et al. (2010)[2]; Pereira & Baker (2010)[3]より。

テンプレート:Clade

系統位置

チドリ目の系統位置について有力な説では、チドリ目は現生鳥類の大半を占める テンプレート:Sname の一員である。テンプレート:Sname は3~4の系統に分かれ、チドリ目は唯一、1目で1系統をなす[4][5][6]。チドリ目の姉妹群は、スズメ目などからなる「テンプレート:En」である可能性が高い[6]。ただしこれらには異論もある[7]

古くはツル目ハト目と近縁だとする説もあった[8]

亜目と科

チドリ目は系統的に3亜目に分かれる[9][1][10][11]

科は国際鳥類学会議 (IOC)[12]の分類では19科約390種が属す。かつてツル目ミフウズラ亜目に分類されていた2科18種を含む。チドリ科シギ科カモメ科の3科にチドリ目の約7割の種が属する。

チドリ亜目 テンプレート:Sname

シギ亜目 テンプレート:Sname

カモメ亜目 テンプレート:Sname

他の分類

科はIOCの分類で表す。

6亜目

3亜目をそれぞれ姉妹群となる2亜目ずつに分割し6亜目とする説もある[14]

サヤハシチドリ亜目 テンプレート:Sname
イシチドリ科サヤハシチドリ科マゼランチドリ科
チドリ亜目 テンプレート:Sname
ミヤコドリ科トキハシゲリ科セイタカシギ科チドリ科ナイルチドリ科
ヒバリチドリ亜目 テンプレート:Sname
タマシギ科レンカク科クビワミフウズラ科ヒバリチドリ科
シギ亜目 テンプレート:Sname
シギ科 テンプレート:Sname
ミフウズラ亜目 テンプレート:Sname
ミフウズラ科
カモメ亜目 テンプレート:Sname
カニチドリ科ツバメチドリ科カモメ科トウゾクカモメ科ウミスズメ科

旧3亜目

伝統的にチドリ目は、現在とは異なる3亜目に分けられていた[15]。また、2科はツル目に分類されていた。しかしこれらの分類は系統的ではない。

科は現在の科で示す。

チドリ亜目 テンプレート:Sname
以下の科以外の全て
カモメ亜目 テンプレート:Sname
カモメ科トウゾクカモメ科
ウミスズメ亜目 テンプレート:Sname
ウミスズメ科
ツル目ミフウズラ亜目 テンプレート:Sname
ミフウズラ科クビワミフウズラ科

Sibley & Ahlquist

Sibley & Ahlquist (1990) では、コウノトリ目チドリ亜目チドリ下目 テンプレート:Sname が、ほぼ現在のチドリ目にあたる。ただし彼らのチドリ下目は、クビワミフウズラ科も含んでいたが、ミフウズラ科はミフウズラ目として独立していた。

チドリ亜目は2小目に別れ、シギ小目 テンプレート:Sname は現在のシギ亜目、チドリ小目 テンプレート:Sname はチドリ亜目+カモメ亜目(ただしミフウズラ科を除く)にあたる。ただし実際は、シギ小目は単系統だが、チドリ小目は(ミフウズラ科を含まないことを別にしても)単系統ではなく側系統である。

出典

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

テンプレート:現生鳥類
  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite
  2. テンプレート:Cite
  3. テンプレート:Cite
  4. テンプレート:Cite
  5. テンプレート:Cite
  6. 6.0 6.1 テンプレート:Cite
  7. テンプレート:Cite
  8. テンプレート:Cite
  9. テンプレート:Cite
  10. テンプレート:Cite
  11. テンプレート:Cite
  12. テンプレート:Cite
  13. テンプレート:Cite
  14. テンプレート:Cite
  15. テンプレート:Cite