ダース・プレイガス
ダース・プレイガス(Darth Plagueis)は映画『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場する架空の人物。シスの暗黒卿。
謎多きシス卿
ダース・プレイガスは、銀河共和国の末期に暗躍したシスの暗黒卿である。シス卿ダース・ベインがヤヴィンの戦いから1000年前に一師一弟子制と徹底した秘密主義を確立してから、表舞台に姿を現さなかった最後のシス卿である。そのため、多くのことが謎に包まれている。
プレイガスについて明確にわかっているのは、ダース・シディアス(銀河共和国元老院最高議長/銀河帝国皇帝パルパティーン)をアプレンティス(弟子)としていたが、シディアスに寝込みを襲われて殺害されてしまったこと、人間ではなくムーンというエイリアン出身の可能性が高いということだけである(人間という説もある)。シディアスが、自分の師に関して非常に寡黙だったため、プレイガスに関する情報はほとんど存在しない。なお寝込みを襲ったとは言え、シディアスはプレイガスのことを「賢人(the Wise)」と評しており、自分の師として、またシス卿としてその実力をある程度認めていた模様。
失われた秘技
作中のダース・シディアスの説明によると、プレイガスはミディクロリアンにフォースで影響を及ぼし、生命を創造することができたとされる。その力を使えば、人を死から救うこともできたと、シディアスは述べている。最終的に、アナキン・スカイウォーカーはこの秘技を手にしたいがためにシスの道へと転向した。ただしこの秘技ついては、作中のシディアスの発言以外に説明等が登場しないため、詳細や真偽の程は明らかにされていない。
シディアス自身は「死を欺く術は私の師匠だけが手にした力だが、力を合わせれば我々とてその秘密を明かせるだろう。(To cheat death is a power only one has achieaved, but we work together I know we can discover the secret.)」と発言しているので、シディアスはプレイガスの秘技を使えなかったようである。