タイミル自治管区

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タイミル自治管区テンプレート:Lang-ru)はロシア連邦クラスノヤルスク地方に属していた自治管区ドルガン・ネネツ自治管区Долгано-Ненецкий автономный округ)とも呼ばれる。行政の中心は南西部に位置するドゥディンカ

1930年12月10日に設置され、2007年クラスノヤルスク地方に統合され消滅した。

ノリリスクは自治管区内に位置するが、行政的にはクラスノヤルスク地方の直轄市であり、自治管区には属さなかった。

石炭天然ガスを産する。

概要

標準時

この地域は、クラスノヤルスク時間帯標準時を使用している。時差はUTC+8時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+7で夏時間がUTC+8であった)

地理

北にタイミル半島北極海に突き出ている。その北のセヴェルナヤ・ゼムリャ諸島は自治管区に属する。

東にサハ共和国、南にエヴェンキ自治管区、西にヤマロ・ネネツ自治管区と隣り合う。

主要な河川は、エニセイ川、ピャシナ川、ハタンガ川

ユーラシア大陸の最北端はタイミル半島のチェリュスキン岬(北緯77度43分)である。

住民

住民の6割以上が行政の中心ドゥディンカ(人口26,111人)に集中していた。人口の67%をロシア人が占め、そのほかドルガン人(14%)、ネネツ人(4%)、ガナサン人(2%)など。

関連項目

外部リンク


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