ゾーンバス
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ゾーンバスとは、長くて複雑な路線バス系統を整理して途中に乗り換え拠点の「ミニバスターミナル」を設け、市街地までの基幹バスと末端部の支線バスとに分けることにより、定時性の確保と車両の効率的運用を図るバス運行の仕組みである。
ゾーンバスを実施中の自治体及びバス会社
盛岡市
大津市
- 京阪バス
- 大石地区で導入。京阪バス大津営業所の4号経路(大石小学校~石山駅)に接続する支線経路すべてを指す。ゾーンバスは4B、4C、4D、4E、4F号の各経路が存在する。4号経路とゾーンバス各経路の乗り換え客の利便性の向上の目的で、大石小学校での乗継券が京阪バス石山駅案内所で発行されている。
大阪市
- 大阪市営バス
- 1974年導入。指定停留所で幹線系統と支線系統のバス路線を相互に乗り継ぐ場合にバス乗継券を発行。
- 2002年に系統名から幹線・支線の区別をなくし、幹線・支線関係なくバス乗り継ぎが可能となる。この時以降2013年まで赤バスが支線の役割となる。
三木市・加古川市
鳥取市
福山市
熊本市
- 熊本市交通局
- 東部の住宅地を走る野口健軍線の一部や健軍長嶺線(健1・健3・健8・健9系統)。主に熊本市電との乗り継ぎを目的としているが、乗り継ぎ割引などはない。但し、熊本市の4社(2009年4月1日からは5社)同士又はバスと市電を乗り継ぐ場合はその後の方から20円割引。