スペース・マウンテン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ファイル:Space Mountain Disneyland Aug22 025.jpg
米国ディズニーランドのスペース・マウンテン 2004年撮影

スペース・マウンテン (Space Mountain) とは、ディズニーパークにある宇宙をテーマにしたローラーコースタータイプのアトラクションである。 テンプレート:ウィキプロジェクトリンク テンプレート:ウィキプロジェクトリンク テンプレート:Portal ディズニー

このアトラクションが存在するパーク

概要

コースターのレールはすべて屋内に設置され照明を落としてレールを見えなくしており、宇宙空間を飛行しているように感じさせるべく演出している。アップダウンよりは急カーブが激しい設計である。

最初のバージョンのものは、アメリカ合衆国宇宙飛行士ゴードン・クーパーが監修した。

ストーリー

ストーリーや設定は、パーク毎に異なる(特にパリ版は他と大きく異なる)。また、改装によって設定やストーリーは変化している。詳しくは各施設の開設を参照。

各施設紹介

ディズニーランド(アナハイム)

テンプレート:アトラクション (WDPR)

基本情報

  • 設計:ウォルト・ディズニー・イマジニアリング、Vekoma
  • ドーム高さ:36メートル
  • ドーム体積:51,000立方メートル
  • コース全長:1,052メートル
  • 最高時速:49キロメートル

歴史

  • 1977年5月27日 - オープン
  • 1998年月日不明 - 「新しいトゥモローランドプロジェクト2」により、ドームの色がディスカバリーランドテイストの基調色に変更となった。
  • 2003年4月9日 - リニューアルのため休業
  • 2005年7月15日 - リニューアルオープン

2005年リニューアルの概要

現在のスペースマウンテンは2005年7月15日にリニューアルされたものである。従来のテーマを残しつつ、21世紀の宇宙旅行を再現した。変更点は、ロゴ・キャストのコスチューム・スペースポート(乗り場)のスペースシップ・乗り場の自動ドア・ライドの車載スピーカー等。また、リニューアルによりドーム外観の色が再び白に戻された。体験中、終盤に写真撮影がある。リニューアル後のBGMは、マイケル・ジアッチーノが作曲している。

テンプレート:-

マジック・キングダム

テンプレート:節stub テンプレート:アトラクション (WDPR)

マジック・キングダムのスペース・マウンテンは、世界のパークの中で最初にできたスペース・マウンテンである。コースが「アルファ」と「オメガ」の2コースあり、横2人ではなく縦1列に乗り込む座席となっている。

基本情報

設計:ウォルト・ディズニー・イマジニアリング ドーム体積:51,000立方メートル コース全長:2,211.9メートル 最高時速:45.1キロメートル

2009年リニューアルの概要

マジック・キングダムのスペースマウンテンは、2009年末にリニューアルしている。ライドの変更、Qラインの装飾変更など。全体的に今のTDL版に似ていて、乗り場などの照明は青になっている。また、巻き上げ前に写真撮影が加わった。

テンプレート:-

東京ディズニーランド

テンプレート:アトラクション (TDR)

TDLには「マウンテン」と名の付くアトラクションが他に「ビッグサンダー・マウンテン」、「スプラッシュ・マウンテン」とあり、これらを俗に「三大マウンテン」と呼ぶ。また、三大マウンテンの中では開園当時からある。スタンバイなどの待ち時間は他のマウンテン系と比べると少ない。東京ディズニーランドのスペースマウンテンは、外観、構造などがアナハイムのものに準拠してあるが、コース全長やドーム高さ、最高速度などが若干異なる。全世界のスペース・マウンテンにおいて、ライドフォトが存在しないのも東京版のみである。

このアトラクションは「ディズニー・ファストパス」対応のアトラクションであり、ファストパス発券機は『ファストパス・エントランス』の左側に計5つ設置されている。

基本情報

ドーム総面積:4,400m² ドーム高さ:38m ドーム直径:61m コース全長:925m 最高部高度:23m 最高速度:50km/h 定員:1編成12名

ストーリー

スペース・ポート(宇宙港)に到着した最新型の宇宙船から発せられる未知のエネルギーを受け取り、宇宙飛行士(ゲスト)の乗った小型ロケットは宇宙飛行に出発する。

エネルギーが激しく反応し、光り輝くトンネルを抜けると巨大なエネルギー・ボールが現れる。

エネルギー・ボールに徐々に光が集まっていき、大爆発が起きると共にロケットは大気圏を脱出。宇宙空間を急上昇・急降下・急旋回しながら駆け抜ける。

そして流星のシャワーを抜け、ロケットは残ったエネルギーを燻らせつつ地球へ帰還。

スペース・ポートに到着すると残ったエネルギーは一度回収され、新たなエネルギーと宇宙飛行士を載せてロケットは次なる宇宙飛行へ向かう…。

歴史

利用制限

身長102cm以上に満たない人の利用はできない。また以下に該当する人も利用できない。

  • 健康状態が良くない(睡眠不足など)
  • 乗り物に酔いやすい
  • 首・脊椎に障害がある
  • 体格などによりセーフティーバーが正常に下がらない
  • 心臓病
  • 高血圧
  • 妊娠中の人

リニューアルについて

TDLのスペース・マウンテンは、オープン当初はDLの初期のものと同じであり、レイアウトは現在もほぼ同一である。

2007年4月28日、オープン以来初の全面リニューアルが行われ、ロゴ、外観のライトアップ、内装の装飾、演出、スペースシップ、安全のための案内VTR、キャストのコスチューム等が2007年現在のSFを踏襲したTDLオリジナルのものに変更された。

リニューアル以前はマーキュリー計画の際のゴードン・クーパーの実体験を基に作られたという内容だったが、リニューアル後はその設定が変更され、その表記は一切なくなった。

スペースポート(ライド乗り場)にあるスペースシップを天井から吊す車輪が「隠れミッキー」になっている。

テンプレート:-

ディズニーランド・パリ

テンプレート:アトラクション (WDPR) スペース・マウンテン:ミッションIISpace Mountain : Mission II)は、宇宙空間をハイスピードで駆け抜けるジェットコースタータイプのアトラクション。

DLPのディスカバリーランドが採用するテーマがレトロフューチャーであるため、外観が他のパークと大きく異なる。内容も、スタートはゆっくりレールを登るのではなく、発射台から勢いよく加速して一気に頂上に達し、そのまま急降下を開始する。車両にはスピーカーが搭載されており、重厚な音楽に合わせて宇宙空間が変化する。コースには360度回転やコークスクリュー回転する箇所もあり、スピードも速い。

テンプレート:-

香港ディズニーランド

テンプレート:アトラクション (WDPR)

香港ディズニーランドのスペース・マウンテンはほぼ空いており、5分待ちが当たり前である。 また、カリフォルニア版やパリ版と同じように車載スピーカーを搭載しており、BGMはカリフォルニア版とほぼ同じ。 終盤にライドフォトの撮影がある。

基本情報

ドーム総面積:5,100平方メートル ドーム高さ:38メートル ドーム直径:61メートル コース全長:1052メートル

利用制限

身長102cm以上、3歳以上の条件を満たさない人の利用はできない。また次の状態の人も利用できない。

  • 健康状態が良くない
  • 乗り物に酔いやすい
  • 首・脊椎に障害がある
  • 心臓病
  • 高血圧
  • 妊娠中の人

スペース・マウンテン ゴースト・ギャラクシー

現在アナハイムと香港で、ハロウィンのイベント期間中に実施している。いわゆるスペース・マウンテンのホラーバージョンで、車両のスピーカーから不気味な音楽が流れる中暗闇の中を走行し、曲がるたびにおぞましい怪物や亡霊たちに遭遇するようになっている。これは香港ディズニーランドで最初に実施され、人気だったことからアナハイムでも実施されるようになった。

実施パーク

関連項目

外部リンク

テンプレート:- テンプレート:ディズニーランド テンプレート:マジック・キングダム テンプレート:ディズニーランド・パリ テンプレート:香港ディズニーランド テンプレート:トゥモローランド テンプレート:東京ディズニーリゾート

テンプレート:TDR-stub