ジェームズ・ジョル

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ジェームズ・ジョルJames Bysse Joll, 1918年6月21日-1994年7月12日)は、イギリス歴史家ロンドン大学名誉教授。専門は、ヨーロッパ現代史、国際関係史。

ボルドー大学およびオックスフォード大学ニューカレッジで学び、第二次世界大戦中はイギリス陸軍に徴兵され、ヨーロッパ戦線に従軍した。1951年、オックスフォード大学セントアントニーズカレッジの講師になり、1967年から1981年までロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの国際関係史講座教授。その間、スタンフォード大学ハーヴァード大学プリンストン高等研究所で客員教授を務める。

著書

単著

  • The Second International, 1889-1914, (Weidenfeld & Nicolson, 1955).
『第二インター 1889-1914』 池田清祇園寺則夫訳(木鐸社, 1976年)
  • Three Intellectuals in Politics, (Pantheon Books, 1960).
  • The Anarchists, (Little, Brown, 1964).
『アナキスト』 萩原延壽野水瑞穂訳(岩波書店, 1975年、復刊1979年)
  • Europe since 1870: An International History, (Weidenfeld and Nicolson, 1973).
『ヨーロッパ100年史 (1・2)』 池田清訳(みすず書房, 1975年)
  • Gramsci, (Fontana, 1977).
『グラムシ』 河合秀和訳(岩波書店<岩波現代選書>, 1978年)
  • The Origins of the First World War, (Longman, 1984, 2nd ed., 1992).
『第一次大戦の起原』 池田清訳(みすず書房 1987年/改訂新版, 1997年/2007年)

編著

  • Britain and Europe: Pitt to Churchill,1793-1940, (Nicholas Kays, 1950).
  • The Decline of the Third Republic, (Chatto & Windus, 1959).

共編著

  • Anarchism Today, co-edited with David E. Apter, (Macmillan, 1971).
『現代のアナキズム』 大沢正道江川允通見市雅俊訳(河出書房新社, 1973年)