シシウド属

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ファイル:シシウド属の新芽(株から発芽).jpg
シシウド属の新芽(株から発芽)。時期はフキノトウと同じ頃。
ファイル:シシウド属の花20070626.jpg
シシウド属の花。小さな花が傘状に集まった花序はセリ科の特徴である。
ファイル:シシウド属の種.jpg
果実をつけた花序。種子のように見える果実は楕円形で、周囲に薄い膜のような羽がついており、風で飛散する。しかし、飛距離は数メートルから十数メートル程度で、遠くまでは飛散しない。そのため、繁殖力も強いことから群生をつくりやすい。

シシウド属(シシウドぞく、Angelica)は、セリ科のひとつ。アンゼリカともいう。

特徴

北半球の広い範囲に分布している越年草または多年草は羽状複葉か3出羽状複葉で、は複散形花序になり、花弁は基本的に白色で、ときに紫色、緑色がある。果実は扁平になり、分果の側隆条が翼状に広がる。

ヨーロッパを中心に、古くから薬用・食用のハーブとして用いられている。日本に自生するシシウドアシタバをはじめ、世界に80種ほどが知られている。

主な種

日本の種

日本以外の種

ギャラリー

脚注


参考文献

関連項目

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