サンライズペガサス

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テンプレート:Infobox サンライズペガサス1998年4月15日 - )は、日本競走馬である。

競走馬時代

出生からまもなく母を亡くし、乳母のもとで養育されている。

2001年、格上挑戦の神戸新聞杯で2着になりオープン入りをはたした。菊花賞では12着に敗れたものの、翌2002年には大阪城ステークスと大阪杯を連勝し、重賞初制覇を飾った。次走の天皇賞(春)ではマンハッタンカフェの5着、休養をはさんだ毎日王冠では4着、天皇賞(秋)ではシンボリクリスエスナリタトップロードに続く3着とGI戦線をにぎわせたが、屈腱炎を発症し戦線を離脱、復帰後も屈腱炎を再発するなど長期不調に陥った。

休養中は吉澤ステーブルで調整され、2005年中京記念でメガスターダムの2着になり復調の気配をみせると、続く大阪杯でアドマイヤグルーヴ以下を破り2002年の同競走以来3年ぶりの勝利を挙げた。続く天皇賞(春)では14着と大敗し、7番人気となった次走の宝塚記念では、得意の阪神で中団から末脚に賭けたが、伸びきれず5着に終わった。秋シーズンは毎日王冠を9番人気ながら勝利、その後は天皇賞(秋)、ジャパンカップ有馬記念と王道を歩んだがいずれも着外に終わり、この有馬記念を最後に引退した。中距離では安定した成績を残している。また当初は折り合いが心配されていたが、年を重ねるごとに克服した。

復調のきっかけとなった2005年中京記念では1着がメガスターダムで2着がサンライズペガサス。この2頭は過去に屈腱炎で1年以上の休養を経験したことのある馬同士だった。

種牡馬時代

2006年初頭に競走馬登録を抹消され、同年よりアロースタッド種牡馬入りした。2007年度の種付け料は受胎確認後100万円であった。

代表産駒

血統表

サンライズペガサス血統サンデーサイレンス系 / Hail to Reason 3×4=18.75% )

*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss

ヒガシブライアン
1991 栗毛
*ブライアンズタイム
Brian's Time
1985 黒鹿毛
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Kelley's Day Graustark
Golden Trail
*アリーウィン
Alywin
1984 栗毛
Alydar Raise a Native
Sweet Tooth
Fleet Victress King of the Tudors
Countess Fleet F-No.1-o

母の半姉に6勝を挙げたウェディングケーキ。7代母から種牡馬のWar Relicが出ている。

外部リンク

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