サンポール島

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サンポール島(フランス語:Île Saint-Paul)は、南インド洋の南緯38度43分・東経77度31分にあるフランス領の

概要

面積6 km² 。より大きなアムステルダム島のおよそ85km南西、レユニオンの南3,000kmに位置している。火山島であり、クレーターは1780年に崩落し、海水が流入した。カルデラの高さは270mある。行政区分としてはフランス領南方・南極地域のサンポール・アムステルダム地区(District de Saint-Paul et Amsterdam)に属する。

歴史

1559年にポルトガルの船乗りが見つけているが、最初に上陸し報告したのは1696年のオランダ人であった。帆船時代、時々船長達はこの島を北へ針路を変える前の目印としていた。19世紀にはアメリカ人がアザラシ漁をしていた。現在、島にある科学調査所は短期間の科学的または生態学的調査に使用されるが、定住者はいない。

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