コーン諸島

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上空からのビッグ・コーン島

コーン諸島 (Corn Islandsスペイン語ラス・イスラス・デル・マイス諸島、Las Islas del Maíz) はビッグ・コーン島(Big Corn Island、Isla del Maíz)とリトル・コーン島(Little Corn Island、Isla Pequeña del Maíz). )からなる珊瑚礁で、カリブ海にあるニカラグアの島である。

歴史

無人島だったコーン諸島を最初に植民地化したのはバーセイルズ条約に署名したイギリスそしてスペインで、コーン諸島の植民地化の初期の間は海賊の避難場所だった。ニカラグア政府がコーン諸島の主権を宣言した1894年までの間はイギリスの統治下にあった。1914年アメリカ合衆国国務長官ウィリアム・ジェニングス・ブライアンはニカラグア駐米公使のエミリアノ・チャモロブライアン・チャモロ条約の条約を結ぶ。それにより、コーン諸島の99年間の租借権を獲得し、コーン諸島はアメリカの租借地となった。しかし、アメリカは次第にコーン諸島を放置状態にしていき、1970年にブライアン・チャモロ条約は破棄され、1971年にアメリカはコーン諸島をニカラグアへ返還した。

概要

面積はビッグ・コーン島が10km²、リトル・コーン島が2.9km²である。人口のほとんどは主島のビッグ・コーン島に集中しており、人口が約8,000人ほどで、リトル・コーン島の人口は約250人ほどである。

島の住民は黒人系が多く、それとインディオ、海賊の子孫の白人などの混血クリオールである。ニカラグアの公用語スペイン語であるが、コーン諸島では19世紀のイギリス統治時代の名残りで英語及び英語が母体のパトワ語を幅広く話す。

ファイル:Little Corn Island.JPG
リトル・コーン島

1988年にハリケーンによる被害で、ヤシの木が壊滅的打撃を受けるまでは、パーム油の生産が島の主産業だった。現在でもココヤシの生産をしているものの、イセエビなどの漁業が盛んである。開発はまだ遅れているが、美しい珊瑚礁の海はニカラグアのカリブのリゾート地として注目されている。 ビッグ・コーン島に空港がある。

外部リンク