クミン

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種子(左)とその粉末(右)

クミンテンプレート:Lang-enテンプレート:Lang-nl、学名:テンプレート:Snamei)とはエジプトなどを原産とするセリ科の一年草。種子(クミンシード)は香辛料として用いられる。和名・漢名では馬芹(ばきん、まきん、うまぜり)。フランス語ではキュマン (cumin)。インド亜大陸周辺ではジーラ (jeera)。中国語では孜然 (zī rán)。カレー粉に配合されるため、カレー特有の香りとわずかな辛味をもつ。香りの主成分はクミンアルデヒド (cuminaldehyde/ (H3C)2CHC6H4CHO)。

特徴

南アジア中東の料理によく用いられる。インド料理には必須のスパイスのひとつで、様々な料理を作る際に、まず始めに油に香りをつけるためにクミンシードを油で熱する。ガラムマサラチャツネを作る際にもよく使われる。テクス・メクス料理ではチリコンカーンなどに用いられるチリパウダーに配合される。またトルコ料理ポーランド料理レバノン料理モロッコ料理スペイン料理メキシコ料理満洲料理でも非常によく用いられる。スープパンケーキピクルスソーセージなどにも用いられる。漢方では胃薬として用いられる。 テンプレート:Commons&cat テンプレート:Sister テンプレート:Herbs & spices