クイズ三角関係

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組

クイズ三角関係』(クイズさんかくかんけい)は、1986年4月8日から同年10月14日までTBS系列局で放送されたTBS製作のクイズ番組。放送時間は毎週火曜 19:20 - 19:58 (JST) 。

ぴったし カン・カン』の後番組で毎週9人の芸能人有名人が出場し、3人で対戦する形式だった。司会は、当初は島田紳助が務めていたが、紳助は病気のために1986年7月をもって降板。以後は桂文珍が務めていた。

ルール

円形のテーブルの周りを3人の解答者が三角形に配置され、4本のトンガリ君を持ってスタート。トンガリ君は、こけしを一回り小さくしたような赤いもので、獲得賞金は1本1,000円。最初の問題は解答者の真ん中の人が出題する。最初に全員トンガリ君1本を中央のテーブルに置く。テーブルの周りをルーレットのように回るドーナツ状の棚から問題カードを出題者が1枚抜き取ったら、左どなりの解答者が好きなセクション(「くらし」「インテリ」「体力」「ミーハー」)を選び、出題者が解答者に問題を読み上げる(三択問題も半数程度ある)。正解なら中央のテーブルに置いてあるトンガリ君をすべて(3本)獲得できる。不正解の場合は左どなりの人に解答権が移る。それでも正解が出ない場合は、トンガリ君は出題者が獲得する。次の問題は、正解、不正解にかかわらず出題者は左どなりの人に移る。これを6回(2周)くり返すが、途中で誰かが手持ちのトンガリ君がなくなった場合はその時点で終了となる。トンガリ君の獲得本数がいちばん多い人には決勝戦に進出できる。ただし同点の場合は同点決勝を行い、解答者の名前が入ったボールを司会者が抽選箱から引き、引いたボールに名前が入った人が出題者となる。1問限りで、上記ルールと同じ。

決勝戦は予選を勝ち抜いた3人が出場する。ルールは基本的に予選と同じだが、トンガリ君は王冠をつけた金色のものに変わり、獲得賞金は1本10,000円となる。終了時点でトンガリ君の獲得本数がいちばん多い人にはトライアングルチャンスに挑戦できる。

トライアングルチャンスは解答者が司会者から数枚の問題カードの中からババ抜きのように選び、敗退した8人の解答者に問題カードを見せたら、好きなセクションを選ぶ。司会者が出題し、問題を読み終わって音楽が鳴り終わった後(約7秒後)に答えを言い、正解なら天井から紙吹雪が降ってグアム島ペア旅行が贈られた。不正解だとグアム島旅行は視聴者プレゼントになり、ハガキにトライアングルチャンスの問題の答えとキーワードのカタカナ3文字を書いて応募するものだった。キーワードはコマーシャルの前にカタカナ1文字が表示されるので、3回のコマーシャルの前に表示されたカタカナ3文字をつなげたものがキーワードだった。

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