ガルヴァニック作戦

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ガルヴァニック作戦(- さくせん、Operation Galvanic、作戦第13=43号)とは太平洋戦争中のアメリカ軍によるギルバート諸島タラワマキン環礁)の攻略作戦である。

背景

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戦闘序列

Stockmanが掲載した図児島襄『太平洋戦争 (下)』掲載の序列を参考に配列。そのため揚陸戦関連は任務部隊の名を関していても同じ階層に並べていないものがある。河津幸英が『米海兵隊公刊戦史』とJames R.Stockmanの手になる公刊戦史によると、本作戦でマーシャル諸島に進攻した南太平洋軍の艦隊など戦闘序列は次のような編制となっていた。同時攻略の目標が2箇所であったためか、揚陸指揮艦病院船は2隻ずつ配置されている[1]

第51任務部隊第1群

作戦指揮上最高の位階にある。

司令官:レイモンド・スプルーアンス

第50任務部隊

空母機動部隊 司令官:ポウノール(C. A. Pownall)少将

第1群

司令官:ポウノール少将直率

第2群

司令官:ラドフォード(A.W.Radford)少将

第3群

司令官:モントゴメリー(A.E.Montgomery)少将

第4群

司令官:シャーマン(w:Frederick C. Sherman)少将

第54任務部隊

司令官:リッチモンド・K・ターナー少将

支援陸軍航空部隊

司令官:W・エレクソン大佐

第5水陸両用軍団

司令官:ホーランド・スミス少将

第52任務部隊

目標:マキン攻略 司令官:リッチモンド・K・ターナー少将直率

  • 陸軍第27歩兵師団 司令官:ラルフ・スミス少将
第53任務部隊

目標:タラワ攻略 司令官:ヒル(H.L.Hill)少将

第1群(輸送群)
第2群(掃海群)
第4群(砲火支援群)
第5群(上陸群)
第6群(空母群)
  • 護衛空母5隻

第57任務部隊

基地航空部隊

補記

なお、河津幸英によればマキン・タラワ攻略の揚陸作戦総兵力は下記の通り。これはマキン攻略部隊を含んだ第54任務部隊全般を指しており、ポウノール少将の空母機動部隊などを含まない。

戦闘艦艇
揚陸作戦艦艇・輸送艦等

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戦闘経過および結果

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脚注

  1. 河津幸英『アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦〈上〉旧日本軍との戦いで誕生・成長した水陸両用作戦システム』アリアドネ企画 ISBN 4-3840-2943-8 (2003年)

文献

  • ヘンリー・I.ショー (Henry I.Shaw) 宇都宮直賢(訳)『タラワ 米海兵隊と恐怖の島』 光人社NF文庫 ISBN 4-7698-2210-3 (1998年、邦訳初出1971年)
  • 児島襄「中部太平洋の戦い」『太平洋戦争 (下)』 中公文庫 ISBN 4-1220-0117-X(1974年、初出1971年)
  • (上)のまえがきで発言まで含め史料に拠ったことを明記、初出1966年

外部リンク

  • Center of Military History United States Army Washington, D.C., 1990
    First printed by the Historical Division, War Department, 1946

関連項目

  • 本作戦の直前に日本海軍がラバウルを拠点として実施した航空作戦。この作戦による消耗で日本側は満足な航空・海上反撃を行なうことが出来なくなった。