ガズィアンテプ

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テンプレート:世界の市 ガズィアンテプ(Gaziantep, ガジアンテプとも)はトルコ共和国南東部の都市。ガズィアンテプ県の県都。2000年の人口は853,513人。 かつてはアインタブ(Aintab)、アンテプ(Antep)と呼ばれていた。

歴史

古くはヒッタイトの都市であった。シリア地方との交易の中継地として栄えたが、ペルシアローマ帝国ビザンティン帝国アルメニア王国十字軍オスマン帝国などさまざまな勢力の支配を経験した。

第一次世界大戦の後、オスマン帝国の解体にともなって、フランス軍が進駐した。

祖国解放戦争中、フランス軍に包囲されていた住民の勇敢な戦いぶりを記念し、トルコ大国民議会は、1921年2月6日付93号法により、「戦士」を意味するガーズィ(Gazi)の称号が贈り、ガーズィアンテプとしたが、2月9日、町は包囲に耐えかね降伏した。

その後、1921年10月20日に調印されたアンカラ協定の第3条にしたがって同第8条の定めるラインまで撤退することとなり、12月25日、フランス軍はガーズィアンテプを後にした。

1923年ローザンヌ条約によって正式にトルコに返還された。

姉妹都市

外部リンク

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