カツアゲ

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テンプレート:出典の明記 カツアゲ(かつあげ、喝上げ)とは、中学生高校生を含む若者によって行われる恐喝行為の隠語的名称である。恐喝の「喝」と『金銭を巻き上げる』の「上げ」を組み合わせて出来た言葉でもある。

概要

「カツアゲ」という表現は、行為者が特に10代周辺の青少年で、かつ対象(被害者)も同年代もしくは年下の年代である場合に隠語的表現として好んで用いられる。なお、必ずしも年上の年代が排除される訳ではない。それら以外の年代の人間は当事者としてこの表現を用いることはまれで、該当年代に特徴的な表現といえる。

特徴として、弱みを握って長期にわたって搾取するものよりも、通りすがりか知り合いの被害者を暴力で威圧して金品を奪うことが多い。動機も、ゲームセンターで遊ぶ金ほしさなどといったものが多く、そのような事情からゲームセンターなど遊戯施設は多発地点となる。また、近年では学校内におけるいじめでも同じ理由で金品等を奪い取る事件が多発している。

日本の刑法では恐喝罪に該当し、10年以下の懲役刑の処罰を受ける。なお場合により強盗罪となり5年以上(30年以下)の懲役刑となる。

関連項目

「狩り」関連

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