カザルス三重奏団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2012年7月29日 (日) 21:48時点におけるTribot (トーク)による版 (bot: WP:BOTREQ#「クラシック音楽」→「Portal クラシック音楽」 oldid=43529366)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Portal クラシック音楽 カザルス三重奏団は、アルフレッド・コルトーピアノ)、ジャック・ティボーヴァイオリン)、パブロ・カザルスチェロ)によって結成された、20世紀前半を代表するピアノ三重奏団(ピアノ・トリオ)。カザルス・トリオCasals trio)。

コルトーの多彩で詩的なピアノ、ティボーの繊細で高雅なヴァイオリン、カザルスの精神的で雄弁なチェロと、3人の個性はそれぞれであったが、これらが渾然一体となった演奏は、音楽史上のひとつの奇跡ともいわれる。

結成は1905年第二次世界大戦直前まで約30年間にわたり、演奏活動がつづけられた。例えば、ブラームス二重協奏曲では、ティボーとカザルスがソリスト、コルトーが指揮をするなど、ピアノ三重奏団の枠を超えた結びつきがあった。最終的には、コルトーがナチス・ドイツに協力的であったことから、これに反発したカザルスが袂を分かったといわれる。カザルスが抜けた後、ピエール・フルニエが加わった。

EMIレーベルにハイドンベートーヴェンシューベルトメンデルスゾーンシューマンらのピアノ三重奏曲SP録音が残されており、いまだにこれらの曲の代表盤として不滅の評価を保っている。