オーウェン・ラーズ

オーウェン・ラーズ (Owen Lars) は、映画『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場する架空の人物である。

水分抽出農場を営むクリーグ・ラーズの息子で、クリーグがシミ・スカイウォーカーと結婚したため、彼はアナキン・スカイウォーカーと義兄弟の関係になった。その後ベル・ホワイトスンと結婚し、農場を引き継ぐ。アナキン本人とは1度しか会っていないと思われるが、初めて会った時の状況からか、大して会話もしていない。それでも数少ない会話からは優しい人柄が見て取れる。

その後、アナキンがフォースの暗黒面に墜ちダース・ベイダーとなり、パドメ・アミダラが出産した双子の子供のことを隠さなければならなくなった時、オビ＝ワン・ケノービから出生直後のルーク・スカイウォーカーを預かり、養子として育てることとなる。

ルークを大切に育てるが、成長するにつれ手を焼くこととなる。 ルークが成長したらオビ＝ワンのもとで修行させジェダイにする予定であったが、ルークを失うことを懸念しオビ＝ワンを遠ざけ、様々な口実でルークの帝国アカデミーへの進学を思い留まらせていた。しかし、ルークの友人がタトゥーインを離れていったことや、妻のベルから「このままではかわいそう」と言われ、オーウェン自身も引止めには限界を感じ始めていた。

そんな最中、たまたま農場用のドロイドを必要としていて、そうとは知らずにデス・スターの軍事機密情報をインプットされたドロイドR2-D2を買い取ったため、オーウェン夫妻は帝国軍によって殺されてしまう。 なおこの一件は、ラーズ夫妻をかつて出会った人物と認識した上でダース・ベイダーが下した命令によるものだった（かつて母シミを助けることを簡単にあきらめた、として恨んでいたため）。

ちなみに、元々はオビ＝ワンの弟という設定であったが、新三部作において変更された。

関連項目

• スター・ウォーズ登場人物一覧