オリオン座デルタ星

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オリオン座δ星は、オリオン座恒星で2等星。三つ星 (オリオンの帯) を形成する恒星の1つ。

特徴

多重星で、主星はさらにアルゴル型変光星である。2.20等星~2.35等星の範囲を変光するが、変光範囲が小さいので眼視観測では光度変化はわからない。

δ星Aは以下の2星から構成される

指標 構成要素
Aa Ab
スペクトル型 B0III[1] O9V[2]
視等級 3.76[1] 3.76[2]
絶対等級
質量 (M) 20[3] 20[3]
半径 (R)
光度 (L) 90,000 [3] 90,000 [3]
表面温度 (K)

ほぼ天の赤道上にあるので、ほぼ真東からのぼり、ほぼ真西に沈む。軌道が春分・秋分の日の太陽とほぼ同じなので,度々入試等の問題で太陽の代わりに出題されることがある。また,南中高度も春分・秋分の日の太陽とほぼ同じである。

名称

学名はδ Orionis (略称はδ Ori) 。固有名ミンタカ (Mintaka) の由来は、アラビア語で「ジャウザーの帯」という意味の「ミンタカ・アル=ジャウザー」 ( منطقة الجوزاء Minṭaqa al-Jawzā) (منطقة Minṭaqa 帯・ベルト)を語源としている[4]

10世紀に活躍した天文学者アブドゥッラフマーン・スーフィーの『星座の書 ( Kitāb Ṣuwar al-Kawākib ) 』では、「ジャッバール (al-Jabbār 巨人) すなわちジャウザーの星座」 (kawākib al-Jawzā') は37の星から成り立っており、そのうち第26星、第27星、第28星がオリオン座の三ツ星に当たるとしている。この三ツ星に対して、「ジャウザーの帯」という意味のミンタカ・アル=ジャウザー ( منطقة الجوزاء Minṭaqa al-Jawzā' ) やニターク・アル=ジャウザー ( نطاق الجوزاء Niṭāq al-Jawzā') 、またはニザーム ( النظام al-Niẓām 真珠の紐、首飾り) 」、ナズム ( النَظم al-Naẓm) 、ナズム・アル=ジャウザー ( نَظم الجوزاء Naẓm al-Jawzā' ジャウザーの真珠の紐、首飾り) 、ファカール・アル=ジャウザー ( فقار الجوزاء Faqār al-Jawzā' ジャウザーの背骨) などの呼び名を伝えている[5]。このうち現在のδ星にあたるのは第26星であり、「帯にある明るい三ツ星のうち、一番前のもので、2等星である」と説明されている[5]

脚注

注釈

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出典

  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite book
  5. 5.0 5.1 テンプレート:Cite journal

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関連項目

外部リンク