オオイヌノフグリ

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テンプレート:生物分類表 オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢、学名: テンプレート:Snamei)は、オオバコ科[1]クワガタソウ属越年草路傍畦道などに見られる雑草。別名、瑠璃唐草天人唐草星の瞳

和名の「フグリ」とは陰嚢のことで、果実の形が雄犬のそれに似ていることからこの名前が付いた。ただし、これは近縁のイヌノフグリに対してつけられたもので、オオイヌノフグリの果実はそれほど似ていない。したがって、「イヌノフグリに似た大型の植物」の意である[2]

形態・生態

テンプレート:節スタブ 草丈10–20cm。

は1–2cmの卵円形で、鋸歯がある。

早春コバルトブルーをつける。まれに白い花をつけることがある[2]花弁は4枚。ただし、それぞれ大きさが少し異なるので、花は左右対称である。花の寿命は1日。

分布

ヨーロッパ原産[3]アジア日本を含む)、北アメリカ南アメリカオセアニアアフリカ外来種帰化植物)として定着している[3]。日本では全国に広がっており、最初に定着が確認されたのは1887年東京である[3]

近縁種

テンプレート:See 近縁種にイヌノフグリ、タチイヌノフグリフラサバソウなどがある。いずれもオオイヌノフグリより小型で、花ははるかに小さいので目立たない。なお、日本の同属にはクワガタソウ (テンプレート:Snamei) の仲間があり、これは山地から高山に分布し、イヌノフグリを大きくしたような美しい花の野草である。

脚注

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参考文献

関連項目

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外部リンク

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  • 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Cite web