アルパーク

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アルパーク東棟・西棟

アルパークは、広島県広島市西区にある、複合型大型ショッピングセンター三井不動産フジタなどの民間企業と広島市が、商工センターと呼ばれる流通団地の一角を開発し、1990年4月27日にオープンした。1992年より三井不動産商業マネジメント株式会社2008年3月31日までは株式会社ららぽーと、2008年4月1日から2013年3月31日までららぽーとマネジメント株式会社)に運営を委託している。

施設

店舗棟の東棟(新館と一体化している)・西棟・北棟、駐車場棟の南棟で構成されている。テナント数は158店舗(ただし西棟を除く)

施設の建設はフジタが行っている。2008年の東棟リニューアル及び北棟の設計は、東京ミッドタウンなどの再開発などで活躍してきた建築家、Taku Shimizuが手がけている。

2009年4月、北棟の増床で東棟・西棟などと合わせ、中国・四国地方最大級(三井不動産プレスリリースより)の商業施設となった。

  • 敷地面積 - 約56,266 m²
    • 東棟・西棟などの既存施設部 - 約36,200 m²
    • 北棟 - 約20,066 m²
  • 延床面積 - 約197,400 m²
    • 東棟・西棟などの既存施設部 - 約180,200 m²
    • 北棟 - 約17,200 m²
  • 店舗面積 - 約90,200 m²
    • 東棟・西棟などの既存施設部 - 約77,000 m²
    • 北棟 - 約13,200 m²

店舗棟

東棟

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アルパーク新館(「GAP」、「無印良品」の看板がある直方体形の建物)

地下1階、地上10階建ての建物。開業当初からある建物で、2000年に建てられた新館と一体化している。メインテナントはスパークアルパーク店。開業当初は、広電ストアがメインテナントだった。

メインテナントの他は、専門店街、セントラルフィットネスクラブ、医療施設とアルパークバスターミナルで構成されている。東棟の入口通路に設けられていた長さ50mのアーチ型水槽による水族館「アクアアベニュー」はオープン当初から人気を集めていたが、1998年2月1日に閉鎖された。6階にアルパークシネマもあったが、2009年に閉館している(詳細は後記)。また、2階の北側出入口付近に設置されていたメリーゴーランドも2005年3月に撤去され「アルパサージュ」として整備されている。以前、東棟地下1階・1階に広電ストアが「アルパークひろでん」として出店していたが、広電ストアの運営する食品スーパーであるマダムジョイの閉店により2013年に完全撤退。跡地には同年スパークが出店した。撤退前にマダムジョイは売り場面積縮小を経験しており、生じたスペースは改装時にフードコート「アルタマール」などに再整備された。

2000年10月に、東棟隣に地上4階建ての新館がオープン。東館と一体で店舗を構築している。

2008年10月10日に「アルパーク大ヘンシン計画」の第1弾としてリニューアルオープン。この大ヘンシン計画は開店以来初めてとなる大掛かりな改装で、入り組んでいた通路を分かりやすく整理し、通路は大幅に広げられ回遊性が増した。また、以前A - F館・新館にゾーン分けられていたエリアは、アルパーク通りを挟んで山側が「グリーンサイド」、海側が「ブルーサイド」にエリア分けされた。

2013年4月25日に開業以来メインテナントとして構えていた「マダムジョイ」(旧:広電ストア)が撤退し、新たに地元のスーパーマーケットチェーン「スパークアルパーク店」が開業。

2014年2月28日4月25日に「クリスピー・クリーム・ドーナツ」など広島県内初出店を含む27店舗の新規開業及びリニューアル開業を順次実施。このリニューアル時点で東棟と新館合わせて151のテナントとなる。 テンプレート:-

西棟

地上4階建ての建物。開業当初からある建物で、メインテナントは天満屋広島アルパーク店。

メインテナントの他、レストラン街「グルメタウンヒロコシ」、廣文館、屋内遊園地「ニッケピュアキッズ」、もみじ銀行で構成されている。かつては、日本の各自動車メーカーの展示場だった。屋上にアルパークドライブインシアターOWLがあったが、2005年に閉館している(詳細は後記)。 テンプレート:-

北棟

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アルパーク北棟

「アルパーク大ヘンシン計画」の第2弾として、東棟に隣接する西部埋立第四公園をはさんだ敷地に建設され、2009年4月24日にグランドオープンした。北棟建設前は朝日住宅展示場の跡地と従業員駐車場だった。敷地面積は約20,066m²、地上4階建てで1階は飲食店や大型スポーツ専門店「スーパースポーツゼビオ」などが入居している。2階は大型複合専門書店「フタバ図書」が入居し、3・4階はシネマコンプレックスの109シネマズ広島で構成されている(詳細は後記)。 テンプレート:-

駐車場棟

南棟

ファイル:Alpark minami to.JPG
アルパーク南棟

東棟の南側にある駐車場棟。東棟と通路で接続している。 テンプレート:-

主なテナント

詳細についてはショップガイドを参照。

東棟

西棟

  • 天満屋(開業当時からの西棟主要テナント)
  • ブックガーデン廣文館
  • ピュアハートキッズランド

北棟

ポイントカード

アルポイントカードを発行しており、ノンクレジット版とクレジットカード版が用意されている。買い物した時にポイント発行されるほか、映画などが割引になるサービスを行っている。

2012年現在では、他のららぽーと・ララガーデンと共通の三井ショッピングパークカード(MSPカード)に発行は移行している。アルポイントカードと同じく、ノンクレジット版とクレジットカード版の2つがある。アルパーク専門店での買い物で100円につき現金支払いで1ポイント、クレジット支払で2ポイント発行。三井アウトレットパークでもクレジット支払でポイントが貯まる。なお、引き続きアルポイントカードも利用可能。

映画館

映画館施設が整備されている。

109シネマズ広島

テンプレート:ホール概要 109シネマズ広島(いちまるきゅうシネマズひろしま)は、アルパーク北棟3階・4階にある映画館シネマコンプレックス)。北棟のオープンに合わせてオープンした。中四国初の109シネマズ進出となった。9スクリーン有り、一番入場人数が多いシアター4が426人収容で、9スクリーン合計1539人収容できる。また、イオンモール広島府中ソレイユ内にある「広島バルト11」と異なる点としては、バルト11はポイントが入らないが、109シネマズではアルパークのポイントと109シネマズのポイント両方に入る。ポイントカードについては、109シネマズのポイントカードの記述を参照。

  • シアター1 - 112人
  • シアター2 - 153人
  • シアター3 - 104人
  • シアター4 - 426人
  • シアター5 - 217人
  • シアター6 - 146人
  • シアター7 - 135人
  • シアター8 - 82人
  • シアター9 - 164人

テンプレート:-

以前あった映画館

アルパークドライブインシアターOWL

テンプレート:ホール概要 アルパークドライブインシアターOWL (Alpark Drive-in theater OWL) は、アルパーク西棟屋上にあった映画館。開館当初は神奈川県より西に唯一あるドライブインシアターだった。席数100(駐車台数)で、通常料金は1台1名1600円、1台2名以上の場合3200円だった。映画の音声はFMステレオラジオで受信する方式を採用していた。

2005年11月25日をもって閉館した。最終興行は「ステルス」だった。閉館後は駐車場となった。 テンプレート:-

アルパークシネマ

テンプレート:ホール概要 アルパークシネマ (Alpark Cinema) は、アルパーク東棟6階にあった映画館。常磐興行が運営・経営していた。

座席数はシネマ1が176席、シネマ2が214席。常に洋画と、ヒット予想の高い邦画を数多く上映していた。

主な上映作品は「シュレック」「ロード・オブ・ザ・リング」「ブラザーフッド」「ダ・ヴィンチ・コード」「LIMIT OF LOVE 海猿」「バイオハザード3」「ウォンテッド」「レッドクリフPart1」など。

2009年4月12日をもって閉館した。最後の上映作はシネマ1が「マンマ・ミーア!」、シネマ2が「オーストラリア」であった。 テンプレート:-

アクセス

鉄道

最寄駅からはペデストリアンデッキで接続されている。このペデストリアンデッキは、海と島の博覧会の開催時に整備された。

アルパークバスターミナル

東棟1階部分に、バスターミナルが設置されている。案内上の名称はアルパーク

のりば

  • 1番のりば 現在はのりばとしては使われず、降車バースとなっている。
  • 2番のりば
    • 28号(鈴商)線(広島バス) 鈴が峰住宅方面
  • 3番のりば
    • 25号(草津)線(広島バス) 草津・庚午・己斐・広島駅方面
ただし午前6・7時台のみ、西棟もみじ銀行前のバス停に停車する。
  • 4番のりば
    • 50号(東西)線(広島バス) 草津・観音新町・広商入口・吉島西・御幸橋・平塚町・広島駅方面
  • 5番のりば 不使用
  • 6番のりば
    • 山田団地・美鈴が丘高校線(広電バス) 美鈴が丘高校・山田団地方面
    • 井口台パークタウン線(広電バス) 井口台パークタウン方面
  • 7番のりば 現在は廃止され、タクシー乗り場になっている。

駐車場

ファイル:Alpark rinzi chusyazyo.JPG
アルパーク臨時駐車場

常設駐車場には3棟併せて2000台収容できる。東棟への入庫は南棟から行う。

  • 西棟(1000台)
  • 南棟(400台)
  • 東棟 5階-8階(600台)

料金は4時間までは無料。それ以降は30分200円、20時以降から翌日8時までは1時間100円になる。また、買い物などにより、無料時間が延長される。常設駐車場とは別に、土曜・日曜・祝日には国道2号沿いに3カ所ある計1,300台収容の平面の無料臨時駐車場が解放される。常設・臨時を合わせて合計3,300台収容できる。

関連項目

外部リンク

テンプレート:Commercial establishment of Mitsui Fudosan Group テンプレート:日本の大手百貨店 テンプレート:ウィキ座標2段度分秒