アリドリ科

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アリドリ科(アリドリか、学名 テンプレート:Sname)は、鳥類スズメ目の科である。アリドリ(蟻鳥)と呼ばれる。

特徴

中南米に生息する。

全長9–36cm。褐色や黒の地味な羽色が多い。

多くの種に、グンタイアリの隊列に付き従い、アリから逃げる小動物を捕食する習性があることからアリドリと呼ばれる。

系統と分類

カマドドリ下目 テンプレート:Sname を構成する4つの系統の1つであり、アリドリ小目 テンプレート:Sname唯一の科である[1]。カマドドリ下目で最も放散した科で、種数の過半を占め、タイランチョウ亜目ではタイランチョウ科に次ぐ種数である。

アリドリ科は次のように分けられる[1]

系統樹

テンプレート:En[2]; テンプレート:En[1]による。テンプレート:En を基準とし、彼らが分類群を与えた系統は テンプレート:En で支持されなくても単系統とした。

双方で最も大きな違いはクロヤブアリドリ テンプレート:Snamei の位置で、テンプレート:En では単独で族レベルの系統としているが、テンプレート:En では、テンプレート:Snameiテンプレート:En では未サンプリング)と姉妹群で、シロボシアリサザイ族系統の内部に位置する。

ホオジロアリモズ テンプレート:Snameiテンプレート:Snameiハイガオアリモズ テンプレート:Snameiテンプレート:Snameiヤブアリドリ テンプレート:Snamei は図示されていない。

アリドリ属 テンプレート:Snamei と、おそらくズグロアリドリ属 テンプレート:Snameiヒメアリサザイ属 テンプレート:Snamei多系統であり、種ごとに記した。ただし、全ての種は図示されていない。模式種はそれぞれシロハラアリドリ テンプレート:Snameiズグロアリドリ テンプレート:Snameiヒメアリサザイ テンプレート:Snamei なので、属が分割される際はそれらのある属が元の属名を受け継ぐことになる。

テンプレート:Clade

属と種

属と種は国際鳥類学会 (IOC) に[3]、科と属の間の分類は主に テンプレート:En[1]による。48属222種が属す。

セアカアリサザイ属

マミジロアリドリ亜科

アリモズ亜科

シロボシアリサザイ族

ワキジロアリサザイ族

アリモズ族

アカメアリドリ族

シロエボシアリドリ族

複数族・位置不明

雑種

種として記載されたが、現在は種としては認められない。

出典

テンプレート:Reflist

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 テンプレート:Cite
  2. テンプレート:Cite
  3. テンプレート:Cite
  4. テンプレート:Cite
  5. テンプレート:Cite