アッコとマチャミの新型テレビ

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組

アッコとマチャミの新型テレビ』(アッコとマチャミのしんがたテレビ)は、2001年4月2日から2005年3月30日まで日本テレビ系列各局で放送された福岡放送(FBS)製作のトークバラエティ番組

2000年10月2日から2001年3月25日まで放送された『アッコとマチャミのテレビ』のリニューアル番組。本項では、同番組についても併せて解説する。

番組名については、単に「テレビ[1][2]、「新型テレビ[2]と表記されることもあった。

概要

司会は、両番組ともに和田アキ子(アッコ)と久本雅美(マチャミ)が担当。キャッチフレーズは「業界視聴率100%番組」。製作したFBSは九州地方(福岡県)に本社を置くテレビ局であるが、実制作は東京支社が担当しており、収録東京都内の芝公園スタジオで行われていた(初期は渋谷ビデオスタジオで収録)。

番組は、毎回1人(もしくは1組)の芸能人をゲストに迎えて行われていた。彼らの悩みを和田と久本がお笑い人生相談のように訊ねながらトークを繰り広げる「アッコとマチャミのテレビ人生相談」のコーナーを軸にしていたが、他にも久本と同じくWAHAHA本舗に所属するポカスカジャンのメンバーが曲のサビ部分をパロディで演奏するミニコーナーも擁していた。そのネタ元は、大抵が各回のゲストに関連する事柄だった。また、番組の途中で三村マサカズらが扮するテレビマンやテレビちゃんがアップで登場し、ゲストの裏話を小声で言う企画も実施していた(後期では、ゲストの担当マネージャーがテレビマンに扮することが多かった)。しかし、この企画はロケ企画の実施時や最終回などには省略されていた。番組のラストでは、ゲストがスタジオセットのねずみ色のにサインを書いていくのが恒例になっていた。なお、放送第1回目のゲストは中森明菜である(『新型テレビ』としての第1回ゲストはビートたけし)。

『テレビ』『新型テレビ』併せて4年半にわたって放送されたが、製作局の資金面の問題で終了。その後は、同じく和田と久本を司会に起用したFBS製作の特別番組が、毎年1月と8月に日本テレビ系全国ネットで放送されていた。

放送時間

いずれもJST

アッコとマチャミのテレビ

  • 月曜 24:12 - 24:45 (『ZZZ』月曜第2部、2000年10月 - 2001年3月)

アッコとマチャミの新型テレビ

  • 月曜 24:12 - 24:45 (『ZZZ』月曜第2部、2001年4月 - 2002年3月)
  • 月曜 24:25 - 24:55 (『ZZZ』月曜第2部、2002年4月 - 2002年9月)
  • 火曜 24:20 - 24:50 (『ZZZ』火曜第1部、2002年10月 - 2003年3月)
  • 水曜 24:28 - 24:58 (2003年4月 - 2003年9月)
  • 水曜 24:23 - 24:53 (2003年10月 - 2004年3月)
  • 水曜 24:10 - 24:40 (2004年4月 - 2004年9月)
  • 水曜 24:20 - 24:50 (2004年10月 - 2005年3月)

出演者

司会

テレビマン

テレビちゃん

  • 西田夏
  • くまきりあさ美
  • くまきりの降板後は、ゲスト出演者のマネージャーがテレビちゃんの格好で登場するようになった。

脱線音楽

  • 大久保ノブオ(ポカスカジャン
  • タマ伸也(ポカスカジャン)
  • 省吾(ポカスカジャン)

準レギュラー

コーナー

アッコ・マチャミの「初体験します」
和田と久本が、テレビマンから紹介される発売されたばかりの珍しい菓子などを試食するコーナー。テレビマンが2人にそれが何なのかのヒントを出すのが恒例になっていた。これの派生版として、和田と久本が街へ繰り出し、一般市民の生活を体験する企画を行ったこともある。
アッコとマチャミのテレビ人生相談
ゲストが自分の3つの悩みをフリップに書き出して紹介した後、それらを基にトークをするコーナー。このコーナーで使われたフリップは、「世界に1枚」という事を売りに視聴者プレゼントにされていた。
ポカスカジャンの脱線音楽
ポカスカジャンのメンバーが各回のゲストをネタにしたシュールな替え歌を披露するコーナーで、原曲のサビ部分を主に使用。番組の冒頭あるいは途中で、何の前振りも無しに行われていた。
つけとどけ
ゲストが持参してきた土産物を試食するコーナー。テレビちゃんの格好をしたマネージャーはこのコーナーで登場していた。

番組企画

和田と久本はこの番組で「ババロア@」というユニットを結成し、音楽CDをリリースした。

エンディングテーマ

スタッフ

  • イラスト(中期以降):安斎肇
  • 美声:makkie(初期は槇大輔と表記)
  • 構成(初期のみ):福原フトシ川野将一
  • TD:松嶋賢一(初期)→ 坂牧昭夫(中期以降)
  • カメラ:安藝孝仁・小松忠信(初期)→ 石田和良・藤本茂樹・風間誠(中期以降)/黒崎修一(ロケ企画のみ)
  • VE(映像調整):高垣俊宏・松田年世(初期)→ 山本豪雄(中期以降)/小野寺和則(ロケ企画のみ)
  • VTR(初期のみ):山本米勝・橋本公男
  • MIX(音声):竹山裕隆・渡辺利実(初期)→ 大熊一幸(中期以降)/佐藤直樹、大村賢之(ロケ企画のみ)
  • LD(照明):出口勉・萩原文彦(初期)→ 井町成宏(中期以降)
  • 編集:島田一浩(PIPE DOG・初回~最終回)・八木幹治(初期~中期)
  • MA:石井勇人(初期~中期)・丸山秀樹(中期以降)
  • 音効:たかしましんたろう(初期は高島慎太郎と表記)
  • デザイン:ねもとまさ乙
  • 美術制作:福島禎之
  • メイク:平本由起子
  • 技術協力:テクノマックス(中期以降)、渋谷ビデオスタジオ(初期)、アットマーク(初期はプライムシステムと表記)、メディアハウス(初期)、ワークビジョン(ロケ企画のみ)
  • 美術協力:CAVIN
  • 広報:浦田奈緒美・小松裕子(FBS)
  • AP:槙哲也(ホリプロ・初期)、堤智志(ホリプロ・中期以降)、今泉暢子(MEN'S)
  • プロデューサー:藤井隆行(FBS)、三浦一郎(FBS・初期はAP)、曽川修二(ホリプロ)
  • 演出:つきざわけんじ(MEN'S)
  • 演出協力:MEN'S
  • 制作協力:HORiPRO
  • 製作著作:FBS福岡放送

脚注

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参考資料

  • ザ・テレビ欄II 1991〜2005(2009年、TOブックス)ISBN 4904376080

外部リンク

テンプレート:前後番組 テンプレート:ZZZ テンプレート:和田アキ子 テンプレート:久本雅美

テンプレート:さまぁ〜ず
  1. 2001年2月当時のFBSホームページ内番組情報リスト - インターネットアーカイブ2001年2月10日付保存キャッシュより。『ZZZ 「テレビ」』と明記(ZZZ…『アッコとマチャミのテレビ』を放送していた番組枠)。
  2. 2.0 2.1 放送当時、新聞各紙に掲載された番組表(参考;『ザ・テレビ欄 II』P157掲載2000年10月9日付番組表・P166掲載2001年4月9日付番組表)。