なんばCITY
なんばCITY(なんばシティ)は、大阪府大阪市中央区・浪速区にある南海グループのショッピングセンター。南海難波駅に併設されている。計3店舗が営業中のCITYのうち最初の店舗でもある。
蔵前通りを挟んで本館(地上2階・地下2階)と南館(地上2階・地下1階)で主に構成され、3階にプラットホームがある難波駅の真下に展開している。他に難波中2交差点北西角に建つ東ビルがある。店舗数約300、店舗総面積約2万8500平方メートル。
歴史
南海電鉄の沿線人口増加に対応するためになされていた南海難波駅の改造工事とともに開発された。1978年(昭和53年)11月に第1次開業。1980年(昭和55年)3月に全館開業。百貨店を傘下に持たない南海電鉄が初めて手がけた大型商業施設で、開業にあたっては西武流通グループ(後のセゾングループ)の全面的な支援を受けた。
2011年3月3日の高島屋大阪店の全館グランドオープンにあわせて、なんばCITYのリニューアルが行われ、同年4月26日には南海難波駅のリニューアルとともに、なんばCITYのリニューアルが完成した。
なんばガレリア(旧ロケット広場)
地下1階の吹き抜けにあった「ロケット広場」は、ミナミを代表する待ち合わせスポットの一つであった。ロケットは、1977年に日本初の静止衛星「きく2号」を打ち上げた「N-Iロケット」の1:1模型(約33m)で、N-Iのメーカーである三菱重工業により製造され、1978年(昭和53年)に設置され、なんばCITYのシンボルとなっていた。
しかし、2009年の竣工を目指している南海ターミナルビル改装工事に際し(高島屋大阪店新本館計画と同時プロジェクト)、ロケットを撤去し、跡地に「ウェルカムロビー(仮称)」を設置することを発表した。南海電鉄はロケットの引き取り先を探していたが、引き取り手が無く、ロケットの撤去は2007年8月10日より準備開始し8月23日完了(発射)した。
2009年10月7日、南海グループがこの広場を「なんばガレリア」と命名し、広場の定義を室内吹き抜け空間全体に拡張すると発表した。そして10月16日に「なんばガレリア」が、なんばCITYリニューアル1期完了と同時にオープンした。
所在地
アクセス
- 南海電車
- 南海本線・高野線 難波駅 - 直結
- 大阪市営地下鉄
- 御堂筋線 難波駅 - 徒歩2分
- 千日前線 難波駅 - 徒歩7分
- 四つ橋線 難波駅 - 徒歩11分
- 近鉄電車・阪神電車
- 近鉄難波線(奈良線)・阪神なんば線 大阪難波駅 - 徒歩8分
- JR西日本
- 関西本線(大和路線) JR難波駅
隣接する施設
- 高島屋大阪店
- なんばウォーク
- NAMBAなんなん
- なんばマルイ
- TOHOシネマズなんば
- なんばパークス
- ヤマダ電機LABI1 なんば
- スイスホテル南海大阪
- なんば高速バスターミナル
- なんばこめじるし(2007年6月27日オープン)
系列の施設
- CITY
- いずみおおつCITY - 泉大津駅東口 (大阪府泉大津市旭町)