おおきく振りかぶって
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『おおきく振りかぶって』(おおきくふりかぶって)は、ひぐちアサによる日本の漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ作品、ゲーム作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて2003年11月号より連載中。テレビアニメは2007年4月よりTBS・MBSほかで放送された。2010年4月から6月まで第2期が放送された。
目次
[非表示]概要
2006年、第10回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞。審査員からは、新入生ばかり10人の無名の野球部が甲子園を目指すという王道を受け継ぐ筋書きながら、斬新な表現方法により「全く新しいタイプの野球漫画」「描き尽くされたと思われていた野球漫画に新風を吹き込んだ」などと評価された[1]。
2007年、第31回講談社漫画賞一般部門受賞。文化庁メディア芸術祭10周年記念企画「日本のメディア芸術100選」マンガ部門に選出。2010年6月30日に県営大宮球場で開催される埼玉西武ライオンズ vs 北海道日本ハムファイターズの冠ゲームのスポンサーに、この作品が選ばれた。
2010年12月25日発売の『月刊アフタヌーン』2月号にて、作者が1年間ほどの休載をすることが発表された。理由は編集部によれば「充電などのため」とのことであり、構想などは引き続き練るということであった。休載期間中は、1ページ完結のショートストーリー『小さく振りかぶって』を不定期連載していた。 その後、2011年の11月発売の『月刊アフタヌーン』1月号より約1年ぶりに連載を再開した。休載理由は作者の産休のためだったとのこと[2]。
ストーリーは、一球ごとの細かな読み合いによる心理戦が展開されているのが特徴。主要な試合では途中のイニングを飛ばして描写されることもなく、ほぼすべての打席の結果が分かる。また配球も詳しく描かれている。しかし、そういった描写が細かい分、一試合を単行本数冊以上のページ数を使って描いており、ストーリーのテンポは極めて遅い。単行本のおまけにはルール解説や高校野球に関するエピソードなども含まれている。
舞台となっている埼玉県立西浦高校は、作者ひぐちアサの母校である埼玉県立浦和西高等学校がモデルとなっている。それゆえ作中に登場する校舎や駅や球場の描写は、ほぼ現実のものに基づいている。軟式野球部から硬式野球部に変わったことや、グラウンドの風景なども実物にかなり忠実に再現されている。作者自身も頻繁に母校の野球部を訪れ、練習の風景などを長期取材している。
あらすじ
テンプレート:不十分なあらすじ 埼玉県の公立高校・西浦高校へと進学した三橋 廉(みはし れん)は中学時代、祖父の経営する群馬県の三星学園野球部でエース投手だったが、チームメイトからは「『ヒイキ』でエースをやらせてもらっている」と疎まれ続け、極端に自虐的な暗い性格になってしまう。三橋が隣県の西浦高校へと進学したのは、その暗い思い出を拭うためだった。
西浦高校には、発足したての野球部(正確には軟式野球部が硬式野球部になった)があり、部員は新入生ばかり10人。しかも監督は、若い女性という部活だった。部員不足の野球部で、はからずも三橋はまたもエースを任せられてしまう。
三橋とバッテリーを組む、リードの得意な捕手・阿部 隆也(あべ たかや)は、三橋の独特の球筋と尋常でない制球力に気づき、当初は三橋を自分の言いなりに投げさせればいいと考える。しかし野球部の初試合となった因縁の三星学園との練習試合をきっかけに、阿部やチームメイトは本当のエースとしての三橋の成長を望むようになっていく。
登場人物
基本のキホン!
『基本のキホン!』(きほんのキホン)は、『月刊アフタヌーン』2003年6月号に掲載された読み切り作品で、単行本3巻に収録されている。
舞台は主人公たちが西浦高校に入学する前年度の武蔵野第一高校で、主人公は加具山である。
投手として伸び悩んでいた加具山の葛藤、榛名の怪我についてなど、本編では詳しく述べられていないエピソードが描かれる。
雑誌掲載時の校名は「西浦高校(ロゴはUN)」とされていたが、単行本収録時に武蔵野第一高校に修正された。
DVD第9巻(最終巻)に特別編「基本のキホン」として収録され、その後2008年4月にBS-iでTV放送され、同年5月にanimaxで、8月にMBSでも放送された。
既刊一覧
- 2004年3月23日初版発行 ISBN 4-06-314342-2
- 2004年8月23日初版発行 ISBN 4-06-314353-8
- 2005年1月21日初版発行 ISBN 4-06-314368-6
- 2005年7月22日初版発行 ISBN 4-06-314384-8
- 2005年11月22日初版発行 ISBN 4-06-314393-7
- 2006年3月23日初版発行 ISBN 4-06-314408-9
- 2007年1月23日初版発行 ISBN 978-4-06-314437-6
- 2007年5月23日初版発行 ISBN 978-4-06-314451-2
- 2007年12月21日初版発行 ISBN 978-4-06-314482-6
- 2008年5月23日初版発行 ISBN 978-4-06-314504-5
- 2008年10月23日初版発行 ISBN 978-4-06-314525-0
- 2009年6月23日初版発行 ISBN 978-4-06-314570-0
- 2009年12月22日初版発行 ISBN 978-4-06-310605-3
- 2010年4月23日初版発行 ISBN 978-4-06-310666-4
- 2010年6月23日初版発行 ISBN 978-4-06-310670-1
- 2011年3月23日初版発行 ISBN 978-4-06-310735-7
- 2011年9月23日初版発行 ISBN 978-4-06-310776-0
- 2011年11月22日初版発行 ISBN 978-4-06-310785-2
- 2012年6月22日初版発行 ISBN 978-4-06-387825-7
- 2012年10月23日初版発行 ISBN 978-4-06-387845-5
- 2013年4月23日初版発行 ISBN 978-4-06-387881-3
- 2013年11月22日初版発行 ISBN 978-4-06-387936-0
- 2014年6月23日初版発行 ISBN 978-4-06-387976-6
テレビアニメ
第1期は2007年4月より9月までTBS・MBSの共同製作で放送。原作の単行本8巻までのストーリーを描いている。
MBSでは土曜17:30枠で、北陸放送 (MRO) では2008年7月から8月の午前中に日替わりで放送。
16:9サイズで製作されているが、16:9サイズで放送したのはBS-iのみで、地上波各局およびアニマックスでは4:3サイズに左右カットされた。
公式ブログ「おお振りへの道」の第31回によると、効果音は実際に高校球児が練習を行っている時の音を使用しているという。浦和西高校の野球部を訪ねて、バットの芯に当たった音やチップの音、プロテクターにわざとボールを当てて録音した。実録の効果音が使われ始めたのは、三星との練習試合の途中から。
前述のようにDVD最終巻にはテレビ未放送の特別編「基本のキホン」が収録され、それに伴い25話にテレビ放送時にはなかった次回予告が追加された(後にBS-iおよびMBS『アニメシャワー』枠でも放送された)。
浦和西高校の2008年度版学校案内の表紙に正門風景を再現したアニメ版のカットが起用され、受験生のみならず部外者からも問い合わせが来るなど、同校のPRに一役買った[3]。
2010年4月から6月まで第2期『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』がTBS・MBSともに放送された。MBSは今回から木曜深夜枠第2部で放送されることになった[注 1]。なお、第2期は地上波でも16:9サイズでの放送となっている。
第1期と同じくDVD・BD最終巻にはテレビ未放送の第12.5話「目標」が収録された。
アフレコについて
- 声優オーディションは原作の様々なシーンを複数の候補者の掛け合いで演じるという方法で行われた[4]。
- 他作品のように1人の声優が複数の役を担当するという手法は取らず、基本的に1人1役制を取っている(例外としては泉と織田役の福山潤が挙げられる)。その為に広い収録スタジオを使用しているにも関わらず、常にスタジオ内は多数の出演者でごったがえしているとのこと[4]。
- まず本編の各キャラクターの声を収録し、次に応援団や観客の声と言った所謂『ガヤ』を出演声優全員で収録している[4]。
- また、「TBSアニメフェスタ2007」では、公開アフレココーナーで三橋役の代永と阿部役の中村の配役を逆にする試みも行われた。
スタッフ
- 原作 - ひぐちアサ 「おおきく振りかぶって」(講談社『月刊アフタヌーン』連載)
- 監督 - 水島努
- シリーズ構成 - 黒田洋介
- キャラクターデザイン - 吉田隆彦
- 総作画監督 - 高田晃、吉田隆彦、谷口淳一郎(第2期)
- アクション作画監督 - 谷口淳一郎、満中勧(第2期)
- 小物デザイン - 鈴木卓也
- 美術監督 - 渋谷幸弘
- 色彩設計 - 佐藤美由紀→中島和子(第2期)
- 撮影監督 - 老平英→廣岡岳(第2期)
- 編集 - 西山茂
- 音楽 - 浜口史郎
- 音響監督 - 菊田浩巳
- 取材協力 - 埼玉県立浦和西高等学校 硬式野球部
- 応援歌演奏 - 法政大学第二高等学校 吹奏楽部
- プロデューサー - 大山良、落越友則、田中豪、針生雅行、金庭こず恵、丸山博雄
- アニメーションプロデューサー - 岩田幹宏
- アニメーション制作 - A-1 Pictures
- 製作 - おお振り製作委員会(アニプレックス・A-1 Pictures・TBS・講談社・ムービック・MBS)
主題歌
- 第1期
- オープニングテーマ
- 「ドラマチック」(第1話 - 第13話)
- 作詞・作曲 - 小出祐介 / 編曲・歌 - Base Ball Bear(東芝EMI)
- 「青春ライン」(第14話 - 第25話・特別編)
- 作詞・作曲 - 水野良樹 / 編曲 - 江口亮(EPICレコードジャパン) / 歌 - いきものがかり(EPICレコードジャパン)
- エンディングテーマ
- 「メダカが見た虹」(第1話 - 第13話)
- 作詞・作曲・歌 - 高田梢枝(SMEレコーズ) / 編曲 - TOMI YO(SMEレコーズ)
- 「ありがとう」(第14話 - 第25話・特別編)
- 作詞・作曲 - 石田順三 / 編曲 - 鈴木Daichi秀行(SMEレコーズ) / 歌 - SunSet Swish(SMEレコーズ)
- 第2期
- オープニングテーマ
- 「夏空」
- 作詞・作曲 - 尾崎雄貴 / 編曲・歌 - Galileo Galilei(SMEレコーズ)
- エンディングテーマ
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作収録 | DVD収録 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||||
第1話 | ホントのエース | 黒田洋介 | 水島努 | 植田実 | Vol.1 | 第1巻 | |
第2話 | キャッチャーの役割 | 増田敏彦 | 畑博之 | 高田晃 | |||
第3話 | 練習試合 | 滝晃一 | 山本靖貴 | 菱沼祐樹、米澤優 | 第2巻 | ||
第4話 | プレイ | 沢村塁 | 深海曜 | 白石道太 | 野田康行 | ||
第5話 | 手を抜くな | ヤスカワ正吾 | 松本淳 | 古瀬真弓 | Vol.2 | ||
第6話 | 投手の条件 | 兵頭一歩 | 爽田夏央 | 井嶋けい子 | 第3巻 | ||
第7話 | 野球したい | 白根秀樹 | 岩崎太郎 | 河野稔 | |||
第8話 | スゴイ投手? | 井出安軌 黒田洋介 |
畑博之 | 村上勉 | Vol.2・3 | ||
第9話 | 過去 | ヤスカワ正吾 | 山本靖貴 | 加藤真人 | Vol.3 | 第4巻 | |
第10話 | ちゃくちゃくと | 横手美智子 | 奥田誠治 | 土屋日 | 三浦洋祐 | Vol.3・4 | |
第11話 | 夏がはじまる | 兵頭一歩 | 池添隆博 | 永作友克 | Vol.4 | ||
第12話 | 応援団 | 沢村塁 | 篠原俊哉 | 池畠博史 | 杉山東夜美 | 第5巻 | |
第13話 | 夏大開始 | 滝晃一 | 西本由紀夫 | 木村真一郎 | 加納綾 | ||
第14話 | 挑め! | 白根秀樹 | 深海曜 | 岩崎太郎 | いずみひろよ | Vol.5 | |
第15話 | 先取点 | 兵頭一歩 | 雲井一夢 | 小野勝巳 | 松林唯人、佐藤一郎、谷口淳一郎 | 第6巻 | |
第16話 | あなどるな | 白根秀樹 | 爽田夏央 | 林勇雄、大谷美里 | Vol.5・6 | ||
第17話 | サードランナー | ヤスカワ正吾 | 山本靖貴 | 米澤優 | Vol.6 | ||
第18話 | 追加点 | 沢村塁 | 前島健一 | 所俊克 | 加納綾 | 第7巻 | |
第19話 | 桐青の実力 | 滝晃一 | 池添隆博 | 又野弘道 | 永作友克 | ||
第20話 | 逆転 | 爽田夏央 | 下司泰弘 | 河野真貴 | Vol.6・7 | ||
第21話 | もう一点 | 兵頭一歩 | 岩崎太郎 | いずみひろよ、高橋瑞香 | Vol.7 | 第8巻 | |
第22話 | 防げ! | 沢村塁 | 池田成 | 堀敦史 | 谷口淳一郎、米澤優、野田康行 中山由美、山崎輝彦、杉山東夜美 | ||
第23話 | ゲンミツに | 水島努 | 西本由紀夫 | 高田晃 | Vol.8 | ||
第24話 | 決着 | 黒田洋介 | 水島努 | 吉田隆彦 | 第9巻 | ||
第25話 | ひとつ勝って | 爽田夏央 | 加納綾 | ||||
特別編[注 2] | 基本のキホン | ヤスカワ正吾 | 山本靖貴 | 加藤真人 | Vol.3 (p.169〜) | ||
第2期 | |||||||
第1話 | 次は? | 黒田洋介 | 水島努 | 髙田晃、吉田隆彦 | Vol.9 | 第1巻 | |
第2話 | 崎玉 | 水島努 | 爽田夏央 | 小松麻美 | |||
第3話 | 3回戦 | 満仲勧 | 小泉初栄 | Vol.9・10 | 第2巻 | ||
第4話 | 野球シンドイ | 爽田夏央 | 大野和寿 | 中野彰子 | Vol.10 | ||
第5話 | 野球やりたい | 山本靖貴 | 米澤優 | 第3巻 | |||
第6話 | 大事 | 水島努 | 大原実 | 岩崎太郎 | 泉広代 | Vol.11 | |
第7話 | ゆるやかな変化 | 爽田夏央 | 山本靖貴 | 爽田夏央 | 小松麻美、川島尚 | 第4巻 | |
第8話 | 5回戦 | 黒田洋介 | 山本靖貴 | 小田嶋瞳 | Vol.11・12 | ||
第9話 | 研究されてる | 大野和寿 | 高橋瑞香、大谷美里、辻美也子 | Vol.12・13 | 第5巻 | ||
第10話 | 5回裏、2対5 | 大原実 | 岩崎太郎 | 藤岡真紀 | Vol.13 | ||
第11話 | エースだから | 畑博之 | 野田康行、川島尚、新島敏史 | Vol.13・14 | 第6巻 | ||
第12話 | 9回 | 水島努 | 小木曽伸吾、新垣一成、小田嶋瞳 | Vol.14 | |||
第12.5話[注 3] | 目標 | 山本靖貴 | 小田嶋瞳、小島初栄 | Vol.14・15 | 第7巻 | ||
第13話 | また始まる | 爽田夏央 | 小松麻美、湯川純 | Vol.15 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
関東広域圏 | 東京放送 | 2007年4月12日 - 9月27日 | 木曜 25:25 - 25:55 | TBS系列 | 製作委員会参加 |
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2007年4月14日 - 10月20日 | 土曜 17:30 - 18:00 | ||
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2007年4月18日 - 10月3日 | 水曜 26:15 - 26:45 | 『あにせん』枠 | |
北海道 | 北海道放送 | 2007年4月21日 - 10月6日 | 土曜 26:10 - 26:40 | ||
福岡県 | RKB毎日放送 | 土曜 26:45 - 27:15 | |||
石川県 | 北陸放送 | 2008年7月25日 - 8月29日 | 月曜 - 金曜 9:55 - 10:23 | 夏休み集中放送 | |
日本全域 | BS-i | 2007年4月26日 - 10月11日 | 木曜 24:30 - 25:00 | TBS系列 BS放送 |
|
アニマックス | 2007年5月11日 - 10月19日 | 金曜 22:00 - 22:30 | CS放送 | リピート放送あり | |
TBSチャンネル | 2010年1月8日 - 4月16日 | 金曜 22:00 - 23:00 | 2話ずつ放送 | ||
第2期 | |||||
関東広域圏 | TBSテレビ | 2010年4月1日 - 6月24日 | 木曜 25:25 - 25:55[注 4] | TBS系列 | 製作委員会参加 |
近畿広域圏 | 毎日放送 | 木曜 25:50 - 26:20[注 5] | |||
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2010年4月8日 - 7月1日 | 木曜 26:00 - 26:30 | 『あにせん』枠 | |
日本全域 | BS-TBS | 2010年4月24日 - 7月17日 | 土曜 24:30 - 25:00 | TBS系列 BS放送 |
|
アニマックス | 2010年5月25日 - 8月21日 | 火曜 19:00 - 19:30 | CS放送 | リピート放送あり[注 6] |
日本国外での放送
各国のアニマックスで放送されている。韓国では2008年4月より韓国アニマックスで、香港では2008年7月より香港アニマックスで、台湾では2008年7月より台湾アニマックスで放送。
第一期のライセンスは北米ではFUNimation Entertainmentと契約され、huluなどの動画サイトや、英語のアフレコと英語の字幕突きのDVDが発売された。が、売り上げがかなり低かったため、北米アニメファンの本作品に対する需要は低いという判断から、第二期のライセンス契約は見送られた。これにより北米では第二期を視聴する合法的な方法がなくなった [5]。
北米でメジャーなアニメーレビューサイトであるAnimeNewsNetworkでは、「脚本も演出も声優の質も高いが、永遠にうじうじした主人公が視聴者をいらだたせる点がマイナス」と評価されている [6]。
ブルネイ・インドネシア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナム・インドでもアニマックスの現地法人でそれぞれ放送されている。
台湾アニマックスでは中国語吹き替え版と日本語オリジナル版が放送されている。日本語版は主に深夜。
- 台湾中国語版キャスト
- 三橋廉 - 鄭仁君
- 阿部隆也 / 泉孝介 / 高瀬準太 - 吳文民
- 田島悠一郎 / 沖一利 / 加具山直人 / 仲沢利央 - 何志威
- 花井梓 / 志賀剛司 / 浜田良郎 / 河合和己 / 島崎慎吾 - 劉傑
- 栄口勇人 / 水谷文貴 / 榛名元希 / 叶修悟 - 林谷珍
- 西広辰太郎 / 篠岡千代 / 秋丸恭平 / 三橋瑠里 - 林美秀
関連メディア展開
各種アニメ雑誌とグッズを中心に展開[7]。イベントDVD、DS専用ゲームソフトについては後述を参照。
書籍
一般向け書籍
- おおきく振りかぶって FANBOOK(洋泉社) - オフィシャルガイドブックと同時期に発売されたファンブック。過去のアニメ雑誌などに掲載されたインタビューの再録とアニメ内のデータ考察が中心となっている。公式ホームページにおいて発売が告知されていない。
- アニメージュ(徳間書店)
- アニメディア
- オトナアニメ(洋泉社)
- アニカンR
- アニメーションノートNo7(誠文堂新光社刊)
- メイキングボックス(エムディエヌコーポレーション)
- クチコミ投稿マガジン(学習研究社)
- ニュータイプ(角川書店)
- おおきく振りかぶって 熱闘グラフ-あの夏を焦がした試合&選手 記録集(角川書店)
- おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜FANBOOK(洋泉社)
- オトナアニメ Vol.17(洋泉社)
- おおきく振りかぶって ポストカードBOOK(学研)
女性向け書籍
- PASH!アニメーションファイル01「おおきく振りかぶって」(主婦と生活社) - 2008年5月10日に刊行されたオフィシャルガイドブック。テレビアニメのストーリーダイジェスト、各チームのスコアブック、選手データ、投球フォーム解説、スタッフ・キャストインタビューといったデータ本としての性質。描き下ろしの表紙および過去のアニメ雑誌掲載描き下ろしイラストの再掲載、背景美術集などビジュアルブックとしての性質を併せ持つ。
- PASH!(主婦と生活社) - 公式提携雑誌の中で最も情報が多い女性向けアニメ雑誌。紙上や同紙運営のラジオにおいて数々の提携イベントを行っている。
- プリンスアニメージュ(徳間書店) - 女性向けキャラクター雑誌。女性をときめかす王子様キャラクターとして三橋と阿部が表紙にノミネートされている。
- 声優グランプリ(主婦の友インフォス情報社)
- Charaberry's(エンターブレイン)
- ニュータイプ Romance(角川書店)
- おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜PASH! ANIMATION FILE 06(主婦と生活社)
グッズ
- ムービックおよびアニメイトよりぬいぐるみ、トレーディングカード、キャラクターアイテムなど多数のグッズが発売。
- ユージンよりマスコットフィギュアが発売。カプセルトイ形式とボックス形式の2種販売で、第二弾まで発売。第一弾は市販品とイベント限定品の2種類が存在している。限定品は後にメーカーサイトで通信販売が行われ、さらにフィギュアイベント『COMIC CITY SPARK3』のYUJINブースにおいても販売された。限定品の一般販売はなされていない。
オフィシャルイベント
コミックマーケット72
- 2007年8月17日・19日に東京国際展示場で開催。アニプレックス・ブースにて本作品が出展された。国際展示場駅に大型のポスターが壁一面に張り出され宣伝された。特典としてオリジナルステッカーを配布。またDVD1巻から5巻・サウンドトラックCDの購入者にオリジナルクリアポスターが配布された。
- 12月29日・31日にて第2回を開催。前回と同じくブース内にてステッカーやポスターが配布された。
TBSアニメフェスタ2007
2007年8月11日、12日に文京シビックホールにて開催されたイベント。ゲストは代永翼、中村悠一、早水リサの3名。
おおきく振りかぶって 〜オレらの夏は終わらない
出演声優によるイベント。司会はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記。名場面集ビデオで始まる。会場では『おおきく振りかぶってマスコットフィギュアスペシャルパッケージ』が先行販売され、アニメイトグッズも同時に販売された。グッズ販売会を除いた後半部分は後にDVD化された。アニメイト各店では予約特典としてDVD特典DJCDの未収録分・DJCD「西浦高校放送室 延長戦」がつくほか、後日宣伝ポスターとポストカードの配布イベントの引換券が渡された。DVDではカットされているが、宮野真守のビデオレター出演に加えて、ひぐちアサがゲストとしてステージに上がった。
主なコーナー
- キャストが選ぶ好きなシーン
- キャストが自分で演じた場面が多い。
- 生アフレコ〜もしアノ人がアノ役だったら〜
- 映像に合わせてキャストを入れ替えてアフレコする。花輪英司と杉山紀彰はこのコーナーから登場。
- TV未放送シーンアテレコ
- アニメではカットされた「プロテイン」の一部始終と、篠岡とアイちゃんのやりとりを漫画の絵に合わせて新たにアテレコ。また三橋の誕生日を祝うシーンの再アフレコも行われ、声優陣による「ハッピーバースデー」の合唱もあった。更にイベント開催の2月生まれの鈴木千尋、中村悠一、早水リサの為に誕生日ケーキが用意されて、2度「ハッピーバースデー」を歌った。
- 特別編「基本のキホン」Aパート
- DVD発売に先駆けて上映。松風雅也はこの場面から登場。
- プレゼント抽選会
- サイン入りメガホンやポスターなどにキャスト全員のサイン入り色紙、代永の台本などが抽選でプレゼントされた。
- フィナーレ
- 出演者達それぞれのお別れのコメント。主題歌「ドラマチック」をキャスト陣と会場の観客とで歌う。
- アンコール
- アンコールに応えて出演者達が再びステージに。
TBSアニメフェスタ2010
2010年8月7日、8日に文京シビックホールにて開催されたイベント。ゲストは代永翼、中村悠一、早水リサ、水島努監督。
その他イベント
- おおきく振りかぶってDVD発売記念イベント
- 2007年6月30日とらのあなで行われたトークショー。ゲストは代永翼、中村悠一の2名。来場者には特典としてDVD告知B2ポスターが配られた。
- おおきく振りかぶってイベントDVD発売記念イベント
- 5月31日・6月1日にアニメイト渋谷、アニメイト横浜、アニメイト天王寺、アニメイト京都店で行われた前述のポスターお渡し会。引渡し役には代永翼、下野紘が起用された。
- COMIC CITY SPARK3
- 2008年9月28日に開催されたイベント。YUJINブースにて上記のイベントおよび通販にて販売されたフィギュアのメーカー保管分約150個が販売された。
WEBラジオ
- タイトル - 西浦高校放送室
- パーソナリティ - 代永翼(三橋廉 役)、中村悠一(阿部隆也 役)
- 配信サイト - oofuri.com内
- 配信期間 - 2010年4月1日 - 12月9日(隔週木曜日配信)
- ゲスト
ゲーム
- 『おおきく振りかぶって ホントのエースになれるかも』
- テンプレート:Main
アプリ
- 『おおきく振りかぶって』育成野球シミュレーション
- 講談社モバイルコンテンツによるゲームの有料のアプリ配信。ナツメのリリース。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- おおきく振りかぶって / ひぐちアサ - アフタヌーン公式サイト - モアイ
- 「おおきく振りかぶって」公式サイト
- 「おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜」公式サイト
- TBS「おおきく振りかぶって」公式サイト
- TBS「おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜」公式サイト
- MBS「おおきく振りかぶって」公式サイト
- おお振りブログ「おお振り」への道 - 閉鎖。(2007年9月27日時点のアーカイブ)
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- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite news
- 元の位置に戻る ↑ 2007年10月1日付読売新聞朝刊埼玉県版より。
- ↑ 以下の位置に戻る: 4.0 4.1 4.2 ラジオ関西『青春ラジメニア』2007年8月18日放送分の福山潤の発言より。テンプレート:出典無効
- 元の位置に戻る ↑ Funimation: No More Big Windup! Anime to Be Licensed - News - Anime News Networkテンプレート:En icon
- 元の位置に戻る ↑ Big Windup! Episodes 1-7 Streaming - Review - Anime News Networkテンプレート:En icon
- 元の位置に戻る ↑ 公式サイトニュースより
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