あっぱれ!KANAGAWA大行進

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テンプレート:Noticeあっぱれ!KANAGAWA大行進』(あっぱれ かながわだいこうしん)は、2002年4月からテレビ神奈川(tvk)で放送されている情報バラエティ番組である。番組内通称「あっぱれ!」

概要

テレビ神奈川開局30周年記念番組と銘打ち、生放送と録画の2部構成で1年で当時の県内37市町村を巡り、終了する予定であったが、比較的好評であったことと、全ての市区町村がテレビ神奈川の株主であるという事情により、続行されることとなった。中でも横浜市の放送回数は特に多い。

第1期 - 第2期は吉本興業所属のぜんじろうを起用したことも重なり大きな人気を得た。その後、第3期に入り、出演者を一新したが番組の勢いは失速。第3期の出演者は1年にも満たずに降板となった。

現在は、生放送及び二部構成が廃止となり、デビット伊東を起用して、夜のゴールデンタイムに撮って出しで放送している[1]。2006年度からハイビジョン放送を行っている。

放送時間と出演者

放送時間

 

出演者

コーナー

第1期

  • ぜんじろうのこの町探検 … 町をぶらぶら歩き紹介する。
  • このまちをのぞいてみよう … 町の商店街などを紹介する。
  • このまちのあっぱれ … その町のユニークな人や有名人を紹介する。
  • このまちのうたをつくろう … デュオ・アルケミストが町の人にその町のキーワードをいくつか聞いて即興で歌を作る。
  • かながわのご馳走 … 町の名料理人に地場の素材を使い新メニューを作ってもらう。レシピは後日神奈川新聞に掲載。
  • ぜんじろう vs 子供たち … ぜんじろうが地元の小学校に出向き、小学生とトークを繰り広げる。
  • 風竜・感動の旅路日本道路公団(当時)とのタイアップ。宇崎竜童風間深志が車でその町を訪れ、地元の人と交流する。

第2期

  • ぜんじろうのこの町探検 … 1期とほぼ変わらず。
  • このまちをのぞいてみよう … 1期とほぼ変わらず。
  • このまちのあっぱれ … 1期とほぼ変わらず。
  • 華代の花嫁修業 … 川村華代が花嫁になるために家庭料理や作法に挑戦する。放送日に再度それに挑戦するが失敗することが多い。
  • あっぱれ!瓦版神奈川新聞に取り上げられている記事を紹介する。
  • 君はこのまちを知っているか? … 放送を観覧した人がその町の名物や人について○×クイズに挑戦する。
  • 街の伝言板、告知コーナー … その町に関する行事や店の紹介など30秒以内に何でも宣伝できる。
  • その他、「白井貴子のミニミニ遊び場大発見」や「このまちの遊び場」などが放送された。

第3期

  • shingoのローカル宣(せん) … shingoがフリップを使ってその町の歴史や秘密を紹介する。この時、CHURU-CHEWのうりがボンゴを叩いて場を盛り上げる。2004年6月27日から「しんごのローカル宣」に変更。
  • CHURU-CHUWのあっぱれ!が来るよ〜 … 番組当初はストリートライブを行い、「会場に行きますよ券」を道行く人100人に配布していたが、3人くらいしか来ないため、このまちのあっぱれとほぼ変わらなくなっている。
  • CHURU-CHUWのライブパフォーマンスCHURU-CHUWのあっぱれ!が来るよ〜で出会った人やものを歌にするコーナー。ほとんどが替え歌が多い。
  • 父の晩酌PaPaたいむ … その町に働くお父さんを密着取材し、普段の家庭内での料理や私生活を紹介する。
  • あっぱれ!瓦版 … 上記参照
  • わたしの自慢フマン( - 2004年8月15日) … 放送を観覧した人の自慢や不満を述べるコーナー。
  • だってうまいんだもん!(2004年8月29日 - ) … 相賀アナがその町のおいしい食べ物を紹介していく。
  • 生でガチンコ30秒街の伝言板、告知コーナーに同じ。

第4期

  • イベント等の有無にかかわらず県内各地の観光情報等を放送。佐藤が『みんなが出るテレビ』(以下・みんテレ)開始 (2004年5月)からMCを担当したが、番組出演者のやまだひさしやみんテレスタッフと軋轢を起こしたため、同年12月に降板させられたことを根に持っているため『みんテレ』が取材に訪れたイベントや店には極力行かないようにしているとのこと佐藤が語っている。ただし2006年10月21日放送の愛川町では『みんテレ』で取材したブラジル料理専門店を訪れた。
  • このまちに乾杯 … 飲食店、自治会、個人宅などで名物料理、郷土料理を紹介し、最後は出演者全員がアサヒビールを持ち乾杯をする。
  • 情報ストリート … 神奈川新聞に掲載されたお勧めのイベント情報を紹介。その週に紹介した市町村のイベントが主。

第5期

  • このまちに乾杯 … 第4期と変わらず。
  • あっぱれ宝もの拝見! … 町の人の宝ものを見せてもらう企画。
  • 情報ストリート … 第4期と変わらず。『お出かけ宣言』のサブタイトルが付く。

第6期

  • このまちに乾杯 … 第4期・第5期と変わらず。
  • あっぱれ!チア・ぷろじぇくと … 各市町村で見つけた日本一や世界を目指す人達や、職人としての腕を磨き先達を抜くのを目標にしている人を応援し、追跡する企画。その人に対して直筆メッセージが書かれたプレートをプレゼントする。場合によってはコーナー外で同様なことがされる場合がある。
  • iバザール・・・神奈川新聞のリニューアルに伴い、今までの情報ストリートを改めたもの。

第7期

  • このまちに乾杯 … 第4期・第5期・第6期と変わらず。(東日本大震災以降はこのコーナーはロケ地お店でグルメを堪能した後アサヒビールの紹介だけに変っている。)
  • iバザール…第6期と変わらず。
  • ありあけのハーバー紹介…ありあけがスポンサーに付いた時期以降、地元の方に司会の2人から「ありあけのハーバー」をプレゼントする。

第8期

  • ロケ地でのグルメを堪能するコーナー(旧このまちに乾杯)
  • iバザール…第7期と変わらず。
  • ありあけのハーバー紹介…第7期と変わらず。

増刊号

各期とも3 - 5週に1回、定期的に放送している。

  • 第1期・第2期の増刊号は全て録画放送であった。
  • 過去にはロケバスから放送を行ったこともある。
  • 第2期最後の放送(2004年4月25日)は総集編として第1回からの放送を振り返り、ドミンゴスによるライブを行った。

その他

  • オープニングとエンディング曲はドミンゴスの「あっぱれ人生松竹梅」。またエンドロールで流れる曲はキンモクセイの「さらば」。
  • 第1回放送で川村華代は頭が混乱したままインタビューを行い、その後にプロデューサーに激怒され、号泣した。
  • 2003年9月28日にはスペシャルゲストに阿藤快が出演した。
  • 第2期の生放送最後の2週(2004年4月11日 - 同年4月18日)は「横浜特集」として、元町横浜メディアビジネスセンターイセザキモールから放送した。
  • saku saku』の黒幕がこの番組をパクり、「あっぱれ!KANAGAWA小行進」なる企画を放送したことがある。「オレらは大行進はできないから」と愚痴りつつも「♪あっぱれ!KANAGAWA、あっぱれ!KANAGAWA小行進〜!」と歌いながら、あかぎあいと黒幕が大山詣でをするものであった。
  • 第2期を担当したぜんじろう、川村、尾辻の3名は今でもとても仲がよい。今でもぜんじろうが司会を担当しているネットラジオに尾辻が登場したり、ぜんじろうの舞台を川村と見に行ったりしている。なお、そのネットラジオでは「尾辻さんに重大発表がありますが、(ここで言わなくて)いいですね、別に。」という発言があったが、それは彼女の結婚だった。
  • 仲山から尾辻に交代したのは、tvkを退社する松本尚子の後任として、仲山が『ニュース930』へスイッチするためだったが、結局、半年後に本人も結婚退社した(仲山はその後tvk本体に復帰した事がある)。
  • 第1期は、1部を木曜15:00から、2部を金曜15:00より再放送していた。その際、天気予報は自動放送により最新版のものに差し替えて放送した。
  • 第3期最初の放送は、放送場所の浦賀にちなみ、shingoがジョン万次郎に扮して放送した。
  • 第3期は雨など放送時の天候に恵まれなかった。
  • 2004年8月29日から松田町でCHURU-CHUWがあみんの待つわの替え歌を披露してから、CHURU-CHUWのライブパフォーマンスで町紹介の替え歌を歌うようになった(たまにオリジナル曲あり)。
  • カメラは1カメである。ただし、増刊号用に別部隊のカメラがいる。
  • 番組オリジナル商品としてデビット伊東考案の「あっぱれラーメン」、佐藤亜樹デザインの「あっぱれTシャツ」がある。「あっぱれラーメン」は2005年夏に「でびっと」大和店で限定販売。Tシャツは2006年版から東急ハンズ横浜店、TVKサービス(通販)で販売された。限定300着(完売)。
  • 第5期の一部の回では、デビット伊東出演の舞台公演と番組の放送スケジュールが重なったため、デビットの代わりに布川敏和が出演した。第7期でもデビット出演の舞台公演と重なったことがあり、TVKアナウンサーのみでの放送や、早朝3時からの撮って出し撮影や羽田空港で帰宅を待ちぶせしてそのまま撮って出しを強行するなどの回もあった。
  • デビットはこの番組が縁で、横浜に転居した。本人曰く「『あっぱれ』は30年続けたい」とのこと。またディレクター(現在はディレクター4名が交代で担当)が企画・ロケハンから収録まで1人ですべて仕切っていることを挙げ、「キー局には『あっぱれ』をやりたいテレビマンがたくさんいる」と語った。
  • 第7期最後の放送(2013年3月30日)では、神奈川県を飛び出して、静岡県の伊東市・熱海市からの撮って出しを放送。収録は、前乗りという形で金曜日と土曜日に行われた。また、この日をもって歴代最長4年間のアシスタントを務めた三崎幸恵が番組を卒業した。

脚注

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  1. 基本的に放送当日の昼間に収録を行っているが遠隔地などの場合は前日からの収録(前乗り)やデビット伊東のスケジュールの都合により別日収録の場合がある。番組のオープニングにその旨の字幕スーパーが表示されたり、出演者の発言がある。

外部リンク