赤木駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤木駅(あかぎえき)は、長野県伊那市西春近赤木にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。伊那市駅管理の無人駅で、駅舎はないがホーム上に待合所がある。ホームは本線の西側にある。
駅周辺
周囲は小集落がある水田地帯である。
- 長野県道221号宮田沢渡線
- 当駅の宮田駅側で踏切にて交差している。
- 国道153号
- 2000年(平成12年)9月まで伊那バスが運行するバスの乗り入れがあったが、現在は休止されている。
利用状況
「伊那市統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年 | 48 |
2006年 | 55 |
2007年 | 53 |
2008年 | 45 |
2009年 | 45 |
2010年 | 47 |
2011年 | 48 |
2012年 | 51 |
歴史
- 1913年(大正2年)12月27日 - 伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)の宮田 - 伊那町(現・伊那市)間延伸時に開業。
- 1923年(大正12年)12月6日 - 北へ約0.8km移転。
- 1934年(昭和9年)12月以降 - 南へ約0.8kmの現在地に再移転。県道(長野県道221号宮田沢渡線)の交通量が増加し、踏切事故が多発したため、県道との交差点に移転したと言われている。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、国鉄の駅となる。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用可能となる。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 旅客発着駅の制限を廃止。同時に無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 1998年(平成10年) - 現在の待合所に改築。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 飯田線
- テンプレート:Color快速(下りの「みすず」のみ停車)・テンプレート:Color普通