コナミ矩形波倶楽部
テンプレート:Unreferenced テンプレート:Infobox Musician コナミ矩形波倶楽部(コナミくけいはくらぶ)は、1990年代に日本のコンピュータゲームメーカー・コナミ(→コナミデジタルエンタテインメント)で活躍していたサウンドチームの総称およびバンド、バンドにはコナミのゲーム音楽を担当していたメンバーが在籍していた。
コナミ矩形波倶楽部をサウンドチームの総称、矩形波倶楽部はバンドの名前との捉え方もあるが、一般的にはどちらの名称も混同して使用されており、コナミ自身ですら混用していた。本項では一括してコナミ矩形波倶楽部とする。
目次
概要
1987年、当時在籍していたコナミの音楽担当チームのメンバーがバンド活動を行う為にコナミ矩形波倶楽部を結成した。ただし、古川もとあきは、自身のウェブサイトにおいて、1990年結成と記述している[1]。当時はタイトーのZUNTATA、セガのS.S.T.BAND、日本ファルコムのJ.D.K.BAND、データイーストのGAMADELICなどゲームメーカー内でのバンド結成が相次いだ時期でもあり、矩形波倶楽部もその流れに乗ったものであった。
コナミのゲーム音楽CDでは、基本的にバンド結成以降「作曲者」「コンポーザー」のクレジットが「コナミ矩形波倶楽部」で統一されていたが、実際にバンド活動に関わっていたのは古川もとあき・プロフェット深見・森本ゆきえ・船橋淳・なぞなぞ鈴木などであり、その他の音楽スタッフも在籍してはいるが、バンド活動にはあまり携わっていない状況であった。行ったライブの内幾つかの模様は(音源のみであるが)『千両箱』シリーズに収録されている。
矩形波倶楽部が存在していた時期のコナミ音楽は非常に評価が高く、前述のゲームメーカーの作品音楽と並んで当時起こったゲームサウンドブームの一角を担っていた[2]。特にファミコンやMSXなど向けにソフトが開発されていた1980年代には音源開発にもコナミは力を入れており、MSXの『グラディウス2』などに見られるようなSCC、ファミコンの『悪魔城伝説』、『魍魎戦記MADARA』、『エスパードリーム2』に搭載しているVRC VI(パルス波2ch+鋸波1ch)、同じくファミコンの『ラグランジュポイント』に搭載されているVRC VII(FM音源をファミコンでも使用できるようにした)など、独自の音源をROMカセット及びROMカートリッジに搭載していたほどだった。また別の理由として、完成した曲をコナミのスタッフの間で何度も聞き意見を募るというチェック体制がしっかりしていた。また『Konami Game Music Collection Vol.1』ライナーノーツでの山下章の解説などにおいて、メロディーライン、『沙羅曼蛇』をはじめとした3連符の多用、ボイス(声で無く音種の一つ)の効果的な使用といった点がコナミミュージックの特徴として挙げられている。
その後ゲームミュージック作曲者の知名度やゲームミュージック自体の地位の向上もあって、1996年以降のサウンドトラックやアルバムから「矩形波倶楽部」の名前は消え始め、作曲者(あるいは編曲者)の名前がクレジットされるようになった。加えて1990年代後半以降、バンド結成当時のスタッフもほとんどコナミを退社しており、矩形波倶楽部最後の主要メンバーであった古川もとあきの退社をもって消滅した。コナミの企業形態も1980年代はアーケード版作品も家庭用ゲーム機用作品も同じ「コナミ工業」により開発されていたのが、1990年代半ばから次第に分社化が進み、複数の開発子会社により開発されるようになった。さらに2000年代になってBEMANIシリーズから派生したライブが開催されたり、『beatnationレーベル』が立ち上げられたりしたように音楽ゲームを中心とした展開が主流になるなど大きく変化し、復活は困難な状況になっている。
ただしその後2000年代に入っても楽曲の版権管理などの便宜上から引き続き「コナミ矩形波倶楽部」のクレジットが使用されることもある。一例を挙げると『KEYBOARDMANIA 3rd MIX』には『沙羅曼蛇2』、『イー・アル・カンフー』の曲の細江慎治によるアレンジが収録されているが、原曲の作曲者はそれぞれエンゾニック前田(前田尚紀)、MIKI-CHANG(東野美紀)であることが前者は『沙羅曼蛇2』サウンドトラックライナーノーツ、後者は例えば『幻想水滸伝II』発売時にゲーム雑誌に東野のインタビューが掲載された際などにプロフィールとして記載されていたにもかかわらず、『KEYBOARDMANIA 3rd MIX』のサウンドトラックでは、あくまで2曲とも「作曲:コナミ矩形波倶楽部」となっている。i-revoや携帯電話向けサイト「コナミネットDX」などでコナミの過去のゲームミュージックがダウンロード販売される際にも、既に作曲者が公表されている曲も含めて「コナミ矩形波倶楽部」のクレジットが使用されている。
歴史
- 1987年3月 アルファレコード(G.M.Oレーベル)から発売された『コナミック・ゲーム・フリークス』で、コナミの音楽スタッフの古川もとあき・森本ゆきえ・船橋淳によって結成(先述のように、古川は1990年結成としている)。
- 1990年2月 リリースした『グラディウスIII』がオリコン26位に入り、ゲーム音楽界異例の大ヒットを成し遂げた。
- 1990年11月 オリジナルアルバム『矩形波倶楽部』リリース(1998年9月にコナミお宝ゲームミュージックコレクションとして再リリース)。T-SQUAREのメンバーが参加(安藤まさひろがプロデュース)
- 1992年6月 『SOUND LOCOMOTIVE』をリリースし、古川がソロでデビューを飾る。
- 1993年 メンバー変更宣言
- 1993年11月 オリジナルアルバム2枚目『HOPE』リリース。
- 1996年11月 セガのS.S.T.BAND元メンバー、並木晃一と古川が手を組み、『POLICENAUTS F/N』リリース。
- 1997年12月 ベストアルバム『矩形波倶楽部&コナミ矩形波倶楽部BEST vol.1』リリース。
- 1998年9月 ベストアルバム『矩形波倶楽部&コナミ矩形波倶楽部BEST vol.2』リリース。
- 2003年1月 古川がコナミを退社した事により、実質消滅。1990年の結成からおよそ13年の歴史に幕。
主要メンバーと担当作品
- 古川もとあき(ミッシェル古川、みっしぇるふるかわ、古川元亮)
- 『矩形波倶楽部』(アルバムにてメンバーとして紹介)、グラディウス2、グラディウスII、A-JAX、沙羅曼蛇(MSX)、SUPER魂斗羅、悪魔城伝説、XEXEX、サンセットライダーズ、GUITARFREAKS、drummania
- プロフェット深見(プロフェット・FUKA、深見誠一)
- スナッチャー、グラディウスII、バイオミラクル ぼくってウパ、サンダークロス、グラディウスIII、ガイアポリス 〜黄金鷹の剣〜、極上パロディウス
- MIKI-CHANG(東野美紀)
- グラディウス、イー・アル・カンフー、沙羅曼蛇、ライフフォース、グラディウスIII、T.M.N.T.、サプライズアタック、魂斗羅スピリッツ、幻想水滸伝
- その筋森本(森本ゆきえ)
- 『矩形波倶楽部』(アルバムにてメンバーとして紹介)、グラディウスII(ファミコン)、ゴーファーの野望 エピソードII、悪魔城伝説、グラディウスIII(スーパーファミコン)、Pop'nツインビー、ツインビー レインボーベルアドベンチャー
- フナ-chan(船橋淳)
- 『矩形波倶楽部』(アルバムにてメンバーとして紹介)、悪魔城伝説、ツインビー3 ポコポコ大魔王
- ルーズベルト泉(IZUMI、泉陸奥彦)
- スナッチャー、SDスナッチャー、クライムファイターズ、T.M.N.T.、メタモルフィックフォース、スピードキング、ソーラーアサルト、GUITARFREAKS、drummania、KEYBOARDMANIA
- なぞなぞ鈴木(Suzuki Katsuhiko)
- 魍魎戦記MADARA、ラグランジュポイント、ツインビー3 ポコポコ大魔王、夢ペンギン物語、KEYBOARDMANIA
- ピストン上原(上原和彦)
- 魔城伝説II ガリウスの迷宮、ゴーファーの野望 エピソード2、F1スピリット、スペースマンボウ
- テクノウチ(竹ノ内裕治:1996年ソニー・コンピュータエンタテインメントに移籍)
- 激突ペナントレース2、スペースマンボウ、生中継68、ヘクシオン、ミスティックウォーリアーズ、ポリゴネットコマンダーズ、ガイアポリス 〜黄金鷹の剣〜
- むちむちプリン聡子(宮脇聡子)
- XEXEX、ワイワイワールド2、ガイアポリス 〜黄金鷹の剣〜、極上パロディウス、悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん、タイニートゥーンアドベンチャーズ
- METAL YUHKI(メタルユーキ、斎藤幹雄:テクモより移籍)
- サンダークロスII、ときめきメモリアル、悪魔城ドラキュラX 血の輪廻、グラディウスII(PCエンジン)
- エンゾニック前田(NAOKI MAEDA、ダーマエ、前田尚紀)
- ツインビーヤッホー!、沙羅曼蛇2、対戦とっかえだま、DanceDanceRevolution、beatmania IIDX
- シタール妹尾(妹尾和浩)
- 極上パロディウス、だい好キッス、ツインビーヤッホー!、ときめきメモリアル対戦ぱずるだま、対戦とっかえだま、とべ!ポリスターズ、アザーライフ アザードリームス、DanceDanceRevolution、beatmania IIDX
- プレイバック半沢(半沢紀夫(後にNONに改名):1992年トレジャーに移籍)
- クォース、ドラキュラ伝説
- ゼンジーペキト(関戸剛:1995年スクウェア(現:スクウェア・エニックス)に移籍)
- スペースマンボウ、SDスナッチャー、メタルギア2 ソリッドスネーク、リーサルエンフォーサーズ2 ザ・ウエスタン
- フンイキ福井(福井健一郎:関戸とほぼ同時期にスクウェアに移籍)
- リーサルエンフォーサーズ、G.I.ジョー、バイオレントストーム
- 仲野順丸(仲野順也:関戸とほぼ同時期にスクウェアに移籍)
- マーシャルチャンピオン、ポリゴネットコマンダーズ、ミスティックウォーリアーズ
- yamako(山下絹代)、Charming yamako、ONIGIRI YAMAKO:フリーランス)
- 悪魔城ドラキュラ、もえろツインビー、パロディウス、火の鳥 鳳凰編 我王の冒険、キングコング2 怒りのメガトンパンチ、魔城伝説II ガリウスの迷宮、エスパードリーム
- KEN(Taurus松原、松原健一)
- 夢大陸アドベンチャー、ドラキュラII、悪魔城ドラキュラ(AC)、にゃんにゃんパニック、グラディウスII、トライゴン、ワイワイワールド2、クライシスフォース、Contra Force、ツインビー レインボーベルアドベンチャー
- J_KANE(兼田潤一郎)
- ラビリンスランナー、にゃんにゃんパニック、サンダークロス、グラディウスIII、pop'n music
- チルチル山根(山根登山、山根ミチル):(2008年にコナミを退社しフリーランスに)
- 出たな!!ツインビー、がんばれゴエモン2、スペースマンボウ、クライムファイターズ2、アステリクス、SDスナッチャー、バンパイアキラー(MD)
- マイケル前沢(魔遺慶流、前澤ヒデノリ):(コナミレーベルへ移籍後、2000年に有限会社ピクニックを設立し独立)
- 出たな!!ツインビー、XEXEX、月風魔伝、謎の壁 ブロックくずし、がんばれゴエモン2、サプライズアタック、魔城伝説II ガリウスの迷宮(FC)、マッド・シティ
- たっぴー(TAPPY、岩瀬立飛):(矩形波倶楽部でドラムを担当、木住野佳子トリオへの加入をきっかけにコナミより退社)
- 魂斗羅スピリッツ、魍魎戦記MADARA2、ポリスノーツ、幻想水滸伝
ディスコグラフィ
矩形波倶楽部
- 魍魎戦記 摩陀羅 (1990/4/21 KICA-1008)
- 矩形波倶楽部名義によるアレンジアルバム
- 矩形波倶楽部 (1990/11/21 KICA-1020, 1998/9/23再発)
- 矩形波倶楽部名義のオリジナルアルバム。ファーストアルバムとも言われている。矩形波倶楽部オリジナル曲とゲーム楽曲からのアレンジを収録
- HOPE (1993/11/26 KICA-7625)
- 矩形波倶楽部名義のオリジナルアルバム第二弾。全曲矩形波倶楽部のオリジナル曲のみを収録、アルバムタイトル曲「HOPE」は文化放送系ラジオ番組「ツインビーPARADISE」のメインテーマとして書き下された経緯がある。HOPEの命名の由来は鉄道好きな古川もとあきが新幹線「のぞみ」より命名したとのこと。
- 矩形波倶楽部 pro-fusion ~ツインビー ヤッホー!~ (1995/7/21 KICA-7669)
- ツインビーヤッホー! ふしぎの国で大あばれ!!の楽曲のフュージョンアレンジアルバム
- 矩形波倶楽部 pro-fusion ~沙羅曼蛇~ (1996/5/22 KICA-7702)
- 沙羅曼蛇2の楽曲のフュージョンアレンジアルバム、新規矩形波倶楽部オリジナル楽曲として「SALAMANDER」を収録
- 矩形波倶楽部 pro-fusion ~ときめきメモリアル~ (1998/7/3 KICA-7873)
- ときめきメモリアルの楽曲のフュージョンアレンジアルバム、アレンジ以外に新規オリジナルボーカル曲「誰よりも」「リアル」の2曲を収録
- 矩形波倶楽部 & コナミ矩形波倶楽部 BEST Vol.1 (1997/12/22 KICA-7820)
- 過去のコナミ矩形波倶楽部のゲームアレンジ楽曲のみを収録したベスト盤
- 矩形波倶楽部 & コナミ矩形波倶楽部 BEST Vol.2 (1998/9/4 KICA-7890)
- 過去のコナミ矩形波倶楽部のゲームアレンジ楽曲と矩形波倶楽部オリジナル曲を収録したベスト盤
KONAMI矩形波倶楽部/ゲーム・サウンドトラック/アレンジ・サウンドトラック
- オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス (1986/5/21 KHY-1010 (カセットテープ))
- 「グラディウス(FC)」の楽曲を収録
- Konami GAME MUSIC VOL.1 (1986/6/25 28XA-85(CD) ALC-22902(カセットテープ) ALR-22902(LP))
- Konami GAME MUSIC VOL.2 (1986/9/10 28XA-86(CD) ALC-22904(カセットテープ) ALR-22904(LP))
- オリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 (1986/12/16 KHY1012(カセットテープ))
- 後にオリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 アーケード版としてSCDで再発
- コナミック・ゲーム・フリークス (1987/3/25 28XA-135(CD) ALC-22911(カセットテープ) ALR-22911(LP))
- KONAMI GAME MUSIC VOL.3が無いのは「コナミック・ゲーム・フリークス」がKONAMI GAME MUSIC VOL.3にあたるため
- オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス アーケード版 (1987/5/5 KHY1016(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5021(CD))
- オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス2 MSX版(1987/10/5 KHY-1021(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5022(CD))
- オリジナル・サウンド・オブ・グラディウス&沙羅曼蛇 バトルミュージックコレクション(1987/11/21 BY305202(CD) KSF-1506(カセットテープ AY25-0015(LP))
- KONAMI GAME MUSIC VOL.4 A-JAX (1988/3/10 28XA-201(CD) ALC-22922(カセットテープ) ALR-22922(LP))
- MUSIC from スーパー魂斗羅&A-JAX(1988/3/21 K30X-7702(CD) K25H-4702(カセットテープ) K25G-7702(LP) 再発1993/5/21 KICA-2307)
- オリジナル・サウンド・オブ・パロディウス MSX版(1988/5/21 KHY-1032(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5023(CD))
- オリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 MSX版(1988/8/5 KHY-1035(カセットテープ) 1988/11/21 BY12-5020(CD))
- Konami Game Music Collection Vol.1(1988/8/5 K25H-4705(カセットテープ) K25G-7705(LP) K30X-7705(CD) 再発1993/5/21 KICA-2309(CD))
- 「グラディウスII -GOFERの野望-」「ラビリンスランナー」「悪魔城ドラキュラ(AC)」「チェッカーフラッグ」の楽曲を収録
- コナミ・ゲーム・ミュージック・スペシャル(1988/8/25 28XA-214(CD) ALC-28103(カセットテープ))
- オリジナル・サウンド・オブ・沙羅曼蛇 アーケード版 (1988/11/21 BY12-5019)
- スペース・オデッセイ グラディウスII ~GOFERの野望~ (1989/5/21 BY30-5202)
- サンダークロス (1989/5/21 276A-7703,再発1993/5/21 KICA-2306)
- From ファミコン がんばれゴエモン2 (1989/5/21 140A-7704)
- From MSX ゴーファーの野望 エピソードII (1989/5/21 140A-7705)
- 後に「コナミMSXスーパーベストアンティークス」として再収録
- From MSX F1スピリット&F1スピリット3Dスペシャル (1989/5/21 140A-7706)
- コナミ・ファミコン・ミュージック・メモリアル・ベス VOL.1 (1989/7/21 140A-7709)
- 「グラディウスⅡ(FC)」「バイオミラクル ぼくってウパ」「もえろツインビー」「月風魔伝」の楽曲を収録
- こなみ すぺしゃる みゅーじっく 千両箱 (1989/12/21 220A-7721~3)
- グラディウス III (1990/2/21 KICA-1001)
- 悪魔城ドラキュラ ファミコン ベスト (1990/3/21 KICA-1005)
- 「悪魔城ドラキュラ」「ドラキュラII 呪いの封印」「悪魔城伝説」「悪魔城ドラキュラ(NES)」の楽曲を収録
コナミお宝ゲームミュージックコレクションでの再発版は悪魔城ドラキュラ ベストに品名変更
- From MSX スペースマンボウ (1990/4/5 KICA-1006)
- 後に「コナミMSXスーパーベストアンティークス」として再収録
- パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~ (1990/7/21 KICA-1011 再発1998/9/23 KICA-7904)
- こなみ すぺしゃる みゅ~じっく 千両箱 平成三年版 (1990/12/21 KICA-9005~8) 3枚組
- 「T.M.N.T.」「グラディウスⅢ(SFC)」の楽曲を収録
- MADARA ~魍魎戦記 摩陀羅 サウンドトラック~ (1991/3/5 KICA-1024~5) 2枚組
- ソリッドスネーク メタルギア2 (1991/4/5 KICA-7501)
- 後に「コナミMSXスーパーベストアンティークス」として再収録
- 出たな!! ツインビー (1991/6/5 KICA-7503)
- 魍魎戦記 MADARA SPECIAL (1991/9/5 KICA-7504)
- PERFECT SELECTION GRADIUS (1991/11/21 KICA-1048)
- 悪魔城ドラキュラ ベスト2 (1991/12/5 KICA-7506~7,再発1998/9/23 KICA-7902~3) 2枚組
- 「悪魔城ドラキュラ(SFC)」「ドラキュラ伝説」「ドラキュラ伝説II」の楽曲を収録
- コナミ・オールスターズ ~千両箱 平成4年版~ (1991/12/21 KICA-1053~5) 3枚組
- Disc1は1991年10月26日東京・天風会館でのライブを収録
- XEXEX (1992/1/21 KICA-7508, 再発1998/9/23 KICA-7911)
- PERFECT SELECTION TWINBEE (1992/2/21 KICA-1057)
- 沙羅曼蛇 ~Again~ (1992/3/25 KICA-7601, 再発1998/9/23 KICA-7905)
- MIDI POWER X68000 Collection Ver.1 (1992/5/21, 再発1998/9/23)
- 「出たなツインビー(X68000)」「グラディウスⅡ(X68000)」「パロディウスだ!!(X68000)」の楽曲を収録
- エスパードリーム めもりあるべすと (1992/8/21 KICA-7603)
- 「エスパードリーム」「エスパードリーム2 新たなる戦い」の楽曲を収録
- PERFECT SELECTION GRADIUS 第二章 (1992/11/6 KICA-1112)
- コナミ・オールスターズ 1993 ~夢のミュージック・ステーション (1992/12/24 KICA-9016~8) 3枚組
- PERFECT SELECTION ~Sound Racing History~ (1993/2/24)
- POP'n ツインビー グラフィティ (1993/6/23)
- コナミ・アミューズメントサウンズ '93・・・夏 (1993/8/21) 2枚組
- 「ガイアポリス」「リーサルエンフォーサーズ」「ミスティックウォーリアーズ」の楽曲を収録
- 魍魎戦記 MADARA 2 Sound Fantasia (1993/9/3)
- 魍魎戦記 MADARA 2 ORIGINAL SOUNDTRACK (1993/9/22)
- KONAMI GM HITS FACTORY 2 (1993/10/21)
- 悪魔城ドラキュラX (1993/11/3) 2枚組
- 「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」「バンパイアキラー(MD)」の楽曲を収録
- 極上パロディウス (1994/7/2)
- ときめきメモリアル SOUNDコレクション (1994/9/21)
- MIDI POWER Ver.5.0 ~スナッチャー~ (1994/10/21)
- POLICENAUTS (1995/2/3 KICA-7653)
- ときめきメモリアル ~forever with you~ オリジナル・ゲーム・サントラ (1995/10/25 KICA-7675~6) 2枚組
- SPEED KING/対戦ぱずるだま オリジナル・ゲーム・サントラ (1996/1/24)
- 沙羅曼蛇2 オリジナル・ゲーム・サントラ (1996/4/5 KICA-7695)
- MIDI Power Pro2 ~ツインビーヤッホー・沙羅曼蛇2~ (1996/7/5)
- ときめきメモリアル ~forever with you~ オリジナル・ゲーム・サントラ 2 (1996/12/21 KICA-7734~6) 2枚組
- ツインビーRPG オリジナル・ゲーム・サントラ (1998/4/3 KICA-7861)
- 悪魔城ドラキュラ ベスト (1998/9/23 KICA-7901)
- 旧譜の悪魔城ドラキュラ ファミコン ベストの品名変更再発盤
- コナミMSXスーパーベストアンティークス (1998/9/23 KICA-7909~10) 2枚組
- 旧譜となる「From MSX スペースマンボウ」「ソリッドスネーク メタルギア2」「From MSX ゴーファーの野望 エピソードII」の3枚を2枚にまとめて再収録
- GUNGAGE オリジナル・サウンドトラック (1999/8/6)
- Harlem Beat (1999/11/26)
- ときめきメモリアル2 オリジナル・ゲーム・サントラ vol.1 (1999/12/3) 2枚組
- ときめきメモリアル2 オリジナル・ゲーム・サントラ vol.2 (1999/12/3) 2枚組
- あいたくて… ~your smiles in my heart~ オリジナル・ゲーム・サントラ vol.1 (2000/3/24)
- あいたくて… ~your smiles in my heart~ オリジナル・ゲーム・サントラ vol.2 (2000/3/24)
- Silent Scope TRILOGY オリジナルサウンドトラック (2001/6/27)
- グラディウス アーケードサウンドトラック (2002/04/24 KMCA155)
- 沙羅曼蛇 アーケード サウンドトラック (2003/4/9)
- GAME SOUND LEGEND SERIES コナミック・ゲーム・フリークス (2005/10/19 SCDC-465)
- GAME SOUND LEGEND SERIES コナミ・ゲーム・ミュージック VOL.4 ~A-JAX~ (2005/11/23 SCDC-00472)
- パチスロ 悪魔城ドラキュラ ORIGINAL SOUNDTRACK (2009/6/24)
特記事項
復刻盤の内容変更
アルファレコードのG.M.O.レーベルから発売された『コナミック・ゲーム・フリークス』『コナミ・ゲーム・ミュージックVol.4』はサイトロンからGAME SOUND LEGEND SERIESとして復刻されているが、この2つのアルバムは一部曲削除やゲームタイトル表記の変更が行われている。前者は『WEC LE.MANS24』が全曲削除、『火の鳥 鳳凰編 我王の冒険』は「コナミ ファミコンアクションゲーム」とタイトルを変更、後者は『F1 SPIRIT』が「MSXレーシングゲーム」とタイトルを変更されている。これらについては画像も削除されている。理由は商標問題のためであり、このことによって復刻盤が一度発売中止になった経緯がある。
2014年にはプロジェクトEGGにより『F1 SPIRIT・F1 SPIRIT 3D SPECIAL』のサントラ復刻及び『コナミワイワイワールド』初のサントラ化などが行われたが、上記ケースと同様に『F1 SPIRIT』は『MSX RACING SPIRIT』(3Dも同様)へタイトルの変更[3]が行われており、コナミワイワイワールドのサントラではマイキー及びコングがそれぞれャラクターM、キャラクターKと名前を伏せられている。
サイトロンとキングレコードの確執
ゲーメスト大賞からの企画でゲームミュージック部門10位以内に入ったゲームの音楽を収録したCD(ビデオゲームミュージック年鑑)をサイトロンから発売する事になったが、当時コナミはキングレコードからCDを発売しており、キングレコードが音源の提供を拒否したため、上位に入った『パロディウスだ!』と『サンダークロス』は収録されず、以後数年間に及び発売された「ビデオゲームミュージック年鑑」シリーズにコナミゲームの曲が収録されることは無かった。この事は後々まで尾を引き、GMフェスティバル'92で行われたゲームミュージックバンドのライブを収録したCDもサイトロンから発売されたためにコナミ矩形波倶楽部の曲は収録されず、代わりに『コナミオールスターズ1993』(キングレコード)に収録された。ただし、ライブの模様は全て入っておらず2曲のみで、なおかつ途中でフェードアウトするというものであった。またこれ以外にもゲームミュージックバンドの中ではライブ映像などを収録した映像メディアが希少になっている。
関連項目
- S.S.T.BAND - セガの楽曲を演奏するバンド
- ZUNTATA - タイトーののサウンドチームの総称
- ALFH LYRA(旧名はアルフ・ライラ・ワ・ライラ) - カプコンの楽曲を演奏するガールズバンド
- GAMADELIC - データイーストのサウンドチームおよびバンド
- J.D.K.BAND - 日本ファルコムのサウンドチームおよびバンド
- SNK新世界楽曲雑技団 - SNKのサウンドチームおよびバンド
- コナミレーベル - かつてコナミのゲーム音楽を専門に扱うためにキングレコードが作ったレーベル
- アポロン音楽工業株式会社 - 初期においてアポロン1000円シリーズ等としてグラディウス、沙羅曼蛇等のコナミのゲーム音楽のカセットテープ、CDの販売を行っていた。
- G.M.O.レーベル - ゲーム音楽を中心に扱うためにアルファレコードが作ったレーベル
- サイトロン・レーベル - 後年GAME SOUND LEGEND SERIESとして『コナミック・ゲーム・フリークス』等のCDの再発売を行ったが一部収録内容の削除・名称変更等がある。上記の特記事項を参照