マルタ (マリアの姉)

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ファイル:Jan Vermeer van Delft 004.jpg
イエスの接待に立ち働くマルタと説教に聴き入るマリア(画:フェルメール)

マルタ(ベタニアのマルタ)またはマルファは、新約聖書に登場する女性。マルファは正教会での読み方。ベタニアに暮らし、ラザロマリアと共にイエスと親しかった。イエスが彼らの家を訪れた記述は、ルカによる福音書10:38-42、ヨハネによる福音書11:1-44、12:1-8などにみられる。

イエスを迎えたときのマルタとマリアの態度の違いは伝統的に「観想的生活」と「活動的生活」を表すものであると考えられてきた。(マリア (マルタの妹)#マルタとマリア参照。)

南仏に残る伝説によれば、キリストの磔刑のあとマルタは妹マリア、弟ラザロらとともにサント=マリー=ド=ラ=メールに漂着、マルタはその後タラスコンへ移住したという。

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